バイクを無料処分する方法!費用をおさえてお得に手放す!
「そろそろバイクを手放したい…」
いらなくなったバイクを処分するときって、粗大ごみのようにそのまま処分することができませんので、処分方法に困った経験ってありませんか?
購入時に決して安くない値段でやっと手に入れ長年乗ってきた愛車をそのまま処分するなんてかなりもったいないです。
では一体どのような方法があるのでしょうか?
バイクの処分には費用がかかったり、方法を間違えると反対に法律違反となってしまう可能性もありますし、簡単には手放せないイメージもあると思います。
そこで、
- バイクの処分方法
- 処分の時に必要はもの
- 処分にかかる費用
- お得にバイクを処分する方法
をご紹介しますので、正しい方法を知ってお得に手放せるようにしましょう!
バイクを処分するには「書類上の手続き」と「車体の処分」の2ステップ
バイクの処分方法は大きく2つに分けられます。
- ナンバーを返納して廃車手続きをする
- 車体を処分する
簡単に言うと、書類上の手続きをしてから車体自体を処分するという手順になります。
順に説明していきますね。
1.ナンバーを返納して廃車手続きをする
バイクを廃車にするには、まずナンバープレートを返納して廃車手続きをする必要があります。
この手続きを必ずしなければ、バイクを所有していないにも関わらず自動車税や保険料を支払わなければいけなくなります。
そのため、バイクを処分しようと考えているのであれば先に廃車手続きを行いましょう。
ちなみに廃車手続き自体はナンバープレートと必要事項を記入した書類を提出するだけですが、バイクの大きさによって手続きを行う機関が異なりますので、後の項でさらに詳しくご紹介します。
2.車体を処分する
廃車手続き完了したら車体を処分します。
廃車専門業車や買取専門店で売却する方法や、不用品回収業者に引き取ってもらう方法などがあります。
それぞれにかかる手間や費用も違ってきますので、自分にあった最適な方法を選びましょう。
バイクのナンバーを返納する時の場所や必要なもの
バイクのナンバーを返納する時の場所や必要なものは排気量によって違います。
- 原付バイク(125ccまで)
- 軽二輪自動車(126cc~250cc)
- 小型二輪自動車(251cc以上)
それぞれ必要なものや場所が違うため、自分のバイクはどの分類に当てはまるか見ていきましょう!
原付バイク(125ccまで)の場合
125ccまでのバイクは各市町村の役所で行います。場所によっては平日にしか行なっていないところもあるため、なかなかタイミングが合わないかもしれません。
しかし、手続き自体は簡単で、
- 書類に必要事項を記入する
- ナンバープレートと一緒に提出する
となり、手続きが終わると廃車証を受け取るだけで済むため、簡単に終わらせられます。
必要な書類は、
- 標識交付証明書
- 廃車申告書
- ナンバープレート
- 印鑑
となります。
廃車申告書は市役所のホームページからもダウンロードすることができるため、事前に記入しておくと、より一層早く終わらせることができます。
軽二輪自動車(126cc~250cc)の場合
排気量が126cc~250ccまでのバイクは「軽二輪自動車」の分類になるため、廃車のナンバープレートを最寄りの運輸支局に持っていく必要があります。
運輸局も基本的に平日しか営業していないため、手続き自体は平日に行う必要があります。
運輸支局というのは、国土交通省の出先機関で、自動車の新規登録や車検、廃車といった手続きを行う場所でもあります。
廃車手続きの方法は、
- 「軽自動車届出済証返納証明書交付請求書」を購入する(車体を処分する場合は必要ない)
- 「軽自動車届出済証返納届」と持参したナンバープレート、自賠責保険証、軽自動車届出済証と一緒に提出する
となります。
必要な書類は以下の通りとなります。
- 軽自動車届出済証明書交付請求書
- 軽自動車届出済証返納届出書
- 車検証(軽自動車届出済証)
- 自賠責保険証明書
- 印鑑
- ナンバープレート
「軽自動車届出済証明書交付請求書」と「軽自動車届出済証返納届出書」は運輸局にありますので、現地で記入することができます。
また、車検証も必要になるため忘れずに持っていきましょう。
小型二輪自動車(251cc以上)の場合
251cc以上の排気量となると「小型二輪自動車」として分類されますので、自動車のカテゴリーに含まれます。小型二輪自動車も運輸局で廃車手続きを行います。
陸運支局内で必要書類を記入し、ナンバープレートと一緒に提出します。
手続きが完了したら、運輸局内にある自動車税事務所で軽自動車税がかからないように申請します。
必要なものは以下の通りとなります。
- 車検証
- 申請書
- 手数料納付書
- 軽自動車税申告書
- 印鑑
- ナンバープレート
「申請書」と「手数料納付書」、「軽自動車税申告書」は運輸局内にありますので、印鑑とナンバープレート、車検証を用意しておけば問題ありません。
バイクの処分時に書類が無くても売れるが事前に用意しておいた方が高く売れる
バイクの処分時に必要な書類がないと引き取ってくれないのかと言うと、必ずしもそうではありません。
しかし、きちんと書類がそろっていないと業者に迷惑をかけてしまうどころか、査定額が低くなったり発行手数料を取られることもありますので、事前にそろえておく方がいいでしょう。
特にバイクの処分をする時に再発行しておいた方がいい書類は、
- 自賠責保険証
- 標識交付証明書(125cc以下)
- 軽自動車届出済証(126cc~250cc)
- 自動車検査証(251cc以上)
となります。
バイクを買取店に売却する時は自賠責保険証と、公道を走るための許可証となりますので、この2つを失くしたままだと査定額にかなり響いてきます。
そのため、詳しい再発行の方法を知っておきましょう。
再発行手続きは一見大変そうに見えますが、当日中にできるものも多いため、きっちりと書類を揃えて少しでも査定額が上がるようにしましょう!
自賠責保険証の再発行方法
自賠責保険証は公道を走る時には必ず必要であるため、買取査定時に無いと信用度がなくなります。
そのため、査定時にマイナス査定になると言われたら自分で再発行する方がいいでしょう。
自賠責保険証を無くしても保険期間さえ残っていれば加入している保険会社に連絡して再発行手続きができます。
また、必要な書類は免許証などの本人が確認できる書類と印鑑だけです。
また、再発行までの期間は早くて2・3日で発行されますが、もし早めに必要であるのなら直接保険窓口に行くと当日発行してもらえます。
標識交付証明書(125cc以下)の再発行
125cc以下のバイクが公道を走る時に必要な標識交付証明書の再発行は、バイクを登録した市区町村の役所で行います。
自賠責保険証の時と同じく本人確認書類と印鑑があれば再発行が可能で、当日に取得できますし、費用もかかりません。
軽自動車届出済証(126cc~250cc)の再発行
126cc~250ccのバイクに必要な軽自動車届出済証はナンバーを管轄している陸運局で再発行を行います。
本人確認書類や印鑑を用意し、軽自動車届出済証再交付申請書と軽自動車届出済証紛失届を販売所で購入してから記入し、提出する必要があります。
自動車検査証(251cc以上)の再発行
車検証とも呼ばれる自動車検査証も陸運局で再発行手続きを行います。
陸運局では用紙販売所で専用の用紙を購入し、記入後は再発行手数料300円を払います。
また、再発行するにあたっての理由書も必要となります。
バイク処分の方法とかかる費用
バイクの処分方法には様々な方法があります。
- 知人や友人に譲る
- 自治体の処分方法で廃却する
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
- 二輪車リサイクルシステムを使って処分する
- 廃車専門業者に引き取ってもらう
- ディーラーの下取りで引き取ってもらう
- フリマアプリやネットオークションで売る
- 買取専門店に出す
それぞれの特徴や金銭面の費用についてご紹介していきますので、自分に合った方法を探してみましょう。
知人や友人に譲る
処分する予定のバイクがまだ乗れるのであれば、知人や友人に譲ってしまう方がいいかもしれません。
お気に入りのバイクであれば知っている人に譲る方がお互いに気持ちがいいかもしれませんし、後々のトラブルに発展するリスクも少ないとも言えるでしょう。
もちろん引渡すときは書類上の手続きも全て自分たちでしなければいけないため、引き渡しに手間や時間がかかることも考えられます。
しかし、処分にかかる費用も必要ありませんので、お得に処分できるとも考えられます。
さすがに譲ったバイクが故障するとなると気まずいため、少しでも調子が悪いバイクは他の方法で処分する方がいいでしょう。
自治体の処分方法で廃却する
バイクの処分のほとんどは自治体で行えませんが、ハンドルやシートなどの部品に分別すれば廃却することができますので、各地域のゴミの出し方についての案内で確認しましょう。
部品としてバイクを処分できるのであれば費用は200~500円くらいで処分することができるでしょう。
ただし、粗大ゴミや燃えないゴミは回収日が決まっているため、大きなゴミをいつまでも残してしまうデメリットがあります。
そのため、置き場所がない人にはあまりおすすめできません。
また、一定の大きさのままの状態で処分するのであれば、処分にかかる費用は粗大ゴミシール券を購入しなければいけませんので、数百円~1,000円ほどの費用が必要とも考えられます。
不用品回収業者に引き取ってもらう
自治体でバイクを処分できないとき不用品回収業者に引取ってもらうのも方法です。買取と回収をその場で行なってくれるため、最も簡単にバイクを処分する方法とも言えます。
たまにタイミングよく軽自動車で住宅街を回っている業者もいますが、売りたいと思った時になかなか現れないため、こちらから連絡して出張買取を依頼し、自宅で査定してもらいましょう。
改修費用は業者によって異なるものの、2,000~10,000円ほどが相場で、原付バイクであれば2,000円ほどで済みます。
また、バイクを回収するタイミングでヘルメットやスペアタイヤなどの付属品があればまとめて引き取ってくれることもありますので、処分費用や手間を省くことができるでしょう。
二輪車リサイクルシステムを使って処分する
公益財団法人 自動車リサイクル促進センターが行なっている取り組みのことで、バイクの処分をリサイクル業者以外にリサイクルできる方法となります。
平成23年10月からメーカーなどで国内販売されたバイクは、リサイクルマークがなくても無料で引き取って再資源化してくれます。
もちろん不動車でも引き取ってもらえますが、この活動自体法律で定められているわけではなく、各メーカーや輸入業者計16社が自主的に取り組んでいる活動となります。
そのため、引き取りにはすべてのバイクが当てはまるのではなく、参加事業者が国内で販売した車両などといった制約がありますので、事前に公式ページから確認しておきましょう。
車両の持ち込みは全国190ヶ所にある指定引取窓口か廃棄二輪車取扱店となりますので、最寄りのバイクショップに確認してみると引き取ってくれるかもしれませんね!
廃車専門業者に引き取ってもらう
廃車専門業者でもバイクを引き取ってもらうことができます。
廃車専門業者は動くバイクはもちろん、不動車や事故車などあらゆる状態のバイクを引き取ってくれるでしょう。
廃車専門業者は鉄くずとしてのリサイクルをしたり、部品を海外に流通するルートをもっているため、処分費用がかかるどころか反対に高価買取をしてくれる可能性も高くなります。
また、バイクの処分のプロであるため書類上の面倒な手続きも丁寧に教えてくれたり、代行で行なってくれるところも存在します。
ただし、レッカーサービスをしていないところが多く、処分するバイクは自分で持ち込む必要があるため、不動車を処分するときはトランポに入れて持っていく必要があります。
廃車専門業者の買取相場は鉄くず代として安くて数千円、海外へ流せたり、高価な部品が付いていれば数万円以上にもなる可能性もあります。
ディーラーの下取りで引き取ってもらう
ディーラーで新車を購入する時に、今まで乗っていたバイクを引取ってくれるのが下取りとなります。
実働車であればほとんどのバイクを無料で引き取ってくれます。
また、人気車や大排気量のバイクであれば新車の見積もり金額を値引いてくれることもあります。
ただし、ディーラー中古車の流通ルートを持っていませんので、下取りした中古車を高く販売するのが苦手ですので、中古車買取専門店に比べると下取り金額が安くなる傾向があります。
また、不動車であれば反対に処分費用を請求される可能性もあるため、金額面で損したくない人にはあまりおすすめできません。
フリマアプリやネットオークションで売る
メルカリやヤフオクなどのインターネットでバイクを売る方法もあります。
自宅にいながら自分の好きな価格を決めて売れるなどのメリットがあり、物によってはかなり高額で落札されることも少なくありません。
また、出品時には説明文や写真の撮り方などのテクニックを駆使することでより高値で売れたり、仲介業者を挟まずバイクを直接売れたりします。
厳密には10%のシステム手数料がかかるものの仲介手数料は必要ありませんので、かなり余分な費用を抑えられます。
ただし、出品から発送まで全て自分で行わなければいけないため、買い手と連絡が途絶えたり、現物が届いてから買い手からのクレームが起こるなど、かなり面倒なことに巻き込まれるデメリットもあります。
そのため出品するときはバイクの状態をしっかり把握し、トラブルが起こらないようにあらゆることを想定しておきましょう。
買取専門店に出す
バイクの中古車買取業者に買い取ってもらう方法で、状態が良ければ数十万円で買い取ってくれることもあるでしょう。
有名なバイク買取業者には「バイク王」や「レッドバロン」があります。
買取専門店では業者によって買取金額が違うため、ある業者では買取不可と言われたり、非常に安い金額で買い叩かれる可能性もあります。
しかし、複数の買取業者で交渉することで査定額を上げることができるため、1度や2度断られても他の業者を回ってみることをおすすめします。
買取の相場は、バイクの種類や大きさによって異なるものの、原付バイクであれば数万円、大型バイクであれば数十万円で売れるものもあります。
バイクの処分をお得にするのであれば買取専門店か廃車引取り業者がベスト
バイクの処分にかかる費用をご紹介しましたが、車体がお金になる方法を選ぶのはもちろん、その中でも高額で買取ってもらえる可能性や手続きの手間を考えると、
- 買取専門店
- 廃車引取り業者
を選ぶことをおすすめします。
特に最近の買取専門店は廃車や事故車でも高額買取してくれる可能性が高く、面倒な手続きもその場でできることが多いようです。
単純に高価買取だけを考えると、ヤフオクやメルカリで個人で売る方が値段が高くなる傾向がありますが、その分出品の手間や取引時のトラブルに遭遇するリスクがあるため、慣れない人にはあまりおすすめできません。
そのため、やはり買取のプロが行なっている買取専門店にお願いしましょう。
買取専門店でよりお得に買い取ってもらうための3つの方法
バイクの処分の中でも買取専門店にお願いした方が、よりお得に買い取ってもらえるということでしたが、さらにお得に買い取ってもらうために、
- 綺麗にメンテナンスしてから見積もってもらう
- 高く売れるタイミングを探す
- 複数の買取業者で値段を競合させる
といったことを行いましょう。
綺麗にメンテナンスしてから見積もってもらう
バイクの査定では当然そのバイクの状態によって大きく査定額が変わってきます。特に、
- フレームのサビ
- エンジンからの異音
- バッテリーの作動
がポイントで、これらの状態がいいと普段のメンテナンスをキチンとしていると判断されます。
そのため、
- 普段からバイクの保管場所に気を付けて雨風から守ること
- エンジンオイルの効果は定期的に行う
- バッテリーの交換タイミングもきちんと把握する
といったことに気を付けましょう。
高く売れるタイミングを探す
バイクが最も高く売れるタイミングを逃すと数万円以上も損する可能性があるため、見売るタイミングを見極めるのはかなり重要です。
特に一番よく売れるタイミングは春休みやGW前に向けてそろそろバイクに乗りたいと考えている人が増え出す3・4月のタイミングとなります。
反対に、寒さでバイクに乗る機会が減る12・1・2月バイクを購入する人が減るため、買取金額も安くなる傾向です。それ以外のタイミングでは、いつのタイミングで売ってもほとんど変わりません。
ただし、乗っているバイクの新型が出ると、これまでの現行のバイクの値段が一気に崩れる可能性があるため、タイミングばかり考えて反対に高く売れないなんてことがないように気を付けましょう。
そう考え売ると、結局バイクを売りたいと思った時が一番の売り時と考えてもいいでしょう。
複数の買取業者で値段を競合させる
バイクを購入する時に値引きする基本ともなるのが、複数の買取業車を競合させる方法です。
もちろん買取に関しても同じことが言え、他の業者と競争させることで買取相場価格やそれ以上を引き出せると考えられます。
なぜなら買取業者は商売上少しでも利益を出したいため、「安く買って高く売る」という法則がありますので、競合がいなければかなりの確率で買取価格をふっかけてくるでしょう。
ただし、買取業車は売るものがなければ商売が成り立たないため、売却するバイクの需要があれば競合になれば多少無理をしてでも手に入れたいと考えますので、できるだけ多くの買取業車を回ると少しづつ買取価格が上がる傾向があります。
出張査定の場合は手間もかかるため、査定員はその日に契約を取りたがるものの、自分が納得できる金額でなければきっちりと断る必要があります。
もし断るのが苦手なのであれば、自分から買取専門店に行く方が気が楽かもしれませんね。
バイクの処分で忘れがちな注意すること
バイクの処分は必要書類の用意だけでなく、様々な手続きも必要です。
そのまま放っておくと損をしたり、だまされる可能性もあるため、バイクを処分する前に以下の注意点を把握しておきましょう。
- 廃車手続き完了後は保険の解約も忘れずに
- 返ってくる税金とそうでない税金がある
- 悪質な業者に注意
廃車手続き完了後は保険の解約も忘れずに
バイクの廃車手続き後は保険の解約も忘れずにしましょう。
自賠責保険は、バイクを廃車にした日から保険の有効期限までの金額が返ってきますので、まず保険会社に連絡しましょう。
解約時には廃車や解体した証明となる書類が必要ですので、事前に用意しておきましょう。
また、任意保険は廃車の証明書が必要ありませんので、先に解約日を伝えておけば先日付で解約できます。
もしもこの先バイクの乗らないのであれば「解約」という形でも構いませんが、バイクを買い替えたり一時的にバイクに乗らないのであれば「中断」という形をとることもできます。
中断することで10年間は等級を維持できるため、保険料を安くできるメリットがあります。少しでもバイクの乗る可能性があれば利用しておきましょう。
返ってくる税金とそうでない税金がある
バイクを廃車手続きして次の車検までに1ヶ月以上の期間がある場合は「自動車重量税」が返ってきます。
- 126~250cc・・・新車登録時のみ4,900円
- 251cc以上・・・3年間・・・5,700円、継続検査時・・・3,800円、13年超過・・・4,600円、18年超過・・・5,000円
ただし、年に1回支払う「軽自動車税」は年額で支払うため、廃車にしても返ってきません。
悪質な業者に注意
不用品回収業車やバイクの解体業車の中には悪徳な業者もいます。
特に高額な引き取りの費用を請求したり、回収後に追加の処分料を請求してきたり、きちんと処分ぜす違う場所にそのまま捨てられていたなんてことも考えられます。
悪徳業者かどうか見極めるには、こちらからの質問にきちんと答えてくれるかや、対応の良さ、見積もり内容といったことをチェックしましょう。
少しでも違和感があれば必ず質問を行い、疑問が残ったままの状態でバイクを引き渡さないようにし、合わないと思ったら勇気を持って断るのも一つの方法です。
バイクと同時に出てくる備品の処分方法
バイクを処分すると付属の部品や取り外した消耗品なども必要なくなりますが、その中でも
- ヘルメット
- バッテリー
- 廃タイヤ
の処分方法がわからないなんてことも出てくると思いますので、それぞれ詳しい処分方法をご紹介します。
ヘルメットの処分方法
バイクを処分するとヘルメットも必要なくなりますが、サイズも大きくて処分に困る人も多いはずです。
主な処分方法は、
- 家庭用のゴミとして廃却する
- リサイクルショップに売る
- 買取専門店に売却する
となります。
ヘルメットを捨てるときは基本的には不燃ゴミとなりますが、内装部分は可燃ゴミになったり部品ごとに分解して捨てなければいけません。
地域によっては粗大ゴミとして捨てないといけないなんてことも考えられるため、処分に費用がかかることもあります。
そのため状態が綺麗なものであれば、リサイクルショップに売却することをおすすめします。
また、綺麗に洗浄できたらヤフオクやメルカリで売るのもいいかもしれませんし、バイクを売るときに一緒に買取専門店に引取ってもらう方法もあります。
バッテリーの処分方法
バイク用のバッテリーはサイズが小さいものの、バッテリー内には鉛や硫酸が入っており、かなり危険なものもありますので、簡単に捨てることができません。
そのため、
- バイク用品店
- ガソリンスタンド
- バイクショップ
など、無料で引取ってくれるところを探して持っていくことをおすすめします。
また、近くに引き取ってくれるところがなければ廃品回収業車に依頼しましょう。
バッテリーの中に含まれる鉛がお金になるため、業者によっては回収時にいくらかお金をもらえることもあります。
廃タイヤの処分方法
バイクに乗り続けると必ずタイヤを交換しますが、外したタイヤの処分に困ることもあると思います。
特にガレージには廃タイヤがいつまでも場所を取っているなんてことも珍しくありませんよね。
廃タイヤの処分は、
- バイクショップやディーラー
- 廃品回収業者
に依頼しましょう。
バイクショップやディーラーではタイヤを処分するルートを持っているため、お店に持ち込めば引き取ってもらえます。
その場合改修費用は1本200~800円ほどとなっています。
また、ホイールにタイヤが付いていると作業工賃が余分にかかるため、できればタイヤ単体で処分してもらう方がいいでしょう。
さらに、一般的な廃品回収業者でも引き取ってくれます。その場合は数千円ほどの出張費用がかかる可能性があります。
ただし、ホイールに付いたままであればホイールも鉄くずとしてお金に変わるため、その分料金が安くなったり、ホイール付きタイヤであれば引取りが無料になるところもあります。
タイヤの処分費用はその業者が自由に決めているため、事前に確認する方がいいでしょう。
バイク処分まとめ
バイクの処分には、書類上の手続きをした後、車体の廃却をするといった順番があります。
また、バイクの廃却方法は様々で、費用を払わなければいけない方法もあれば、反対に高く売れる方法もありますので、自分のバイクの状態を知って最適な方法を探しましょう。
また、車体を買い取ってもらうときは、少しでも査定額を上げるために、
- 書類はきちんと用意する
- 高く買い取ってもらえるタイミングを狙う
- バイクの状態をきちんと管理する
と言ったことがことがポイントとなります。
正しく処分方法を知ることで、よりバイクを手軽な乗り物として楽しむことができるため、ぜひ覚えておきましょう!