3輪バイクおすすめ車種12選!免許や特徴を徹底解説!
バイクの運転は転倒してケガをしたり、ヘルメットなどの装備を身につけて乗らなければいけないため、気軽に乗れるのかというと決してそうとは言い切れませんよね!
「もっと簡単に風を切って走りたい!」そんな人は転倒しにくく荷物も沢山積める3輪バイクに乗ってみてはいかがでしょうか?
でも、そもそも3輪バイクに乗っている人が周りにいないため、必要な免許区分や運転ルールなどの詳しい情報がわからない人も多いはず。
そこで、
- 3輪バイクの特徴や維持費
- 必要な免許
- 走行上の注意点
- おすすめの3輪バイク
といったことをご紹介して行きます!気になるところがわかれば案外簡単に乗れるかもしれませんよ!
3輪バイクとは文字通りタイヤが3つある乗り物のこと
引用:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity/gallery.html
3輪バイクとは、文字通りタイヤが3つある乗り物のことを言います。
ジャンルによってはヘルメットを被らずに乗れたり、そのまま高速道路も走ることができたりと、車とバイクのいいとこ取りができる乗り物だとも言えますね。
また、3輪バイクは「トライク」とも呼ばれ、配置や旋回時の方法によって大きく3つに分けることができます。
- トライク
- リバーストライク
- リーニングトライク
タイヤが3本で基本的な配置は二等辺三角形であることと定義されています。
そのためタイヤの位置が不定期な「サイドカー」は3輪バイクの定義には当てはまりません。
近年では法律上の改正でトライクの定義がさらに細かく分けられたため、リーニングトライクが「3輪バイク」と呼ばれ、それ以外をまとめて「トライク」と分けることができます。
まずはそれぞれの違いを見てみましょう。
1.トライク
引用:https://autos.goo.ne.jp/bikeused/detail/8501952B30190716001.html
フロントタイヤが1本、リアタイヤが2本のトライクで、後輪駆動の構造を持っています。
旋回時に車体が倒れないため基本的には普通免許で運転することができ、ヘルメットなしで乗ることもできます。
大型バイクやビッグスクーターをベースに改造して作られることも多く、カスタムショップによって奇抜なデザインや機能性を追求したものなど、さまざまなトライクがあります。
2.リバーストライク
引用:https://jp.brp.com/spyder/5th-anniversary.html
フロントタイヤが2本、リアタイヤが1本のトライクで、駆動輪はリアであることが多いでしょう。
リバーストライクも旋回時に車体を傾斜させないためヘルメットが必要ありません。
さらにハンドルバーを切ってフロントタイヤを動かすため、運転の仕方はスノーモービルの操作にも近いと言えますね。
さらに2本のフロントタイヤの接地感は運転中の安定感を顕著に感じられるため、自動車に乗っているような感覚になります。
そのため、初めての人はリバーストライクの方が運転しやすいでしょう。
3.リーニングトライク
引用:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/gallery.html
リーニングトライクは「リーン(傾斜)させる」という意味から付けられました。
2輪バイクのように車体を傾けて旋回するため二輪免許が必要となります。
リーニングバイクはタイヤの位置に指定がなく、フロントタイヤが2本あるタイプもあればピザ屋の3輪バイクのようにリアタイヤ2本で旋回時に傾斜させるタイプもあります。
安定したコーナリングはもちろん、バイクのように傾けたコーナリングを堪能できるため、新しいタイプのスポーツバイクとして各メーカー開発を盛んに進めています。
法規上ではトライクと3輪バイクと2つに分けられる
3種類の3リントライクの構造上の違いはわかりましたが、冒頭で説明したように2010年の法改正によって「3輪バイク」と「トライク」の2つに分けられるようになりました。
「3輪バイク」の条件は以下の通りとなります。
- 3個の車輪を持って車輪が左右対称に配置されている
- 車輪の幅が460mm未満
- 車輪と車体の一部または車体全体が傾いて旋回する場合
この条件に当てはまる以外は全て「トライク」として分類されます。
では次に必要な免許を見てみると、
- トライク・・・普通運転免許
- 3輪バイク・・・二輪免許
と分けられます。
トライクを運転する場合は普通自動車免許でいい
トライクは「普通自動車免許」があれば運転することができます。
また、運転できる排気量に制限がありませんので、通常大排気量のバイクに乗るには「大型二輪免許」が必要になりますが、トライクなら「大型免許」がなくても大排気車を運転することができます!
さらに運転するトライクがオートマだと「普通自動車AT限定免許」で運転することもできます。
3輪バイクを運転する時は二輪免許が必要
旋回時に車体が傾斜する3輪バイクは操作方法もバイクとほとんど同じであるため「二輪免許」がなければ運転できません。
さらに「二輪免許」だと排気量の制限も通常のバイクと変わりありませんので、400cc以上のバイクを運転するのであれば「大型二輪免許」が必要となります。
街でよく見かけるピザ屋や宅配などの配達で使われる屋根付の3輪バイクは後輪が2輪のタイプが多いものの、旋回時に車体を傾斜させるため3輪バイクの分類になりますね。
ただし、50cc以下はバイクと同じく「原動機付自転車」の分類になるため、普通自動車免許があれば3輪バイクでも運転できます。
免許区分が違う3輪バイクとトライクの違い
運転するのに必要な免許区分が違う3輪バイクとトライクですが、そのほかにも次のような違いがあります。
- 一般道や高速道路の制限速度
- ヘルメットの着用義務
- 車検の有無
一つずつ確認していきましょう。
一般道時速60km 高速道路3輪バイク100km トライク80km
3輪バイクの制限速度を見てみると、トライクも3輪バイクも一般道では時速60km/hと同じです。しかし高速道路では、
- トライク・・・時速80km/h
- 3輪バイク・・・時速100km/h
と二輪免許で運転できる3輪バイクの方が高くなっています。ただし、どちらも高速道路での運転はリスクが伴うため安全運転をしましょうね。
3輪バイクはヘルメットの着用義務があるがトライクはなくてもいい
3輪バイクはヘルメットの着用義務がありますが、トライクには着用義務がありません。また、トライクは高速道路で2人乗りをしてもヘルメットが不要です。
しかしヘルメット無しで走行すれば飛び石や虫がかなりのスピードで飛んでくるため、接触すればただでは済まないなんてことも。
そのためいくら義務ではないからといっても、できればヘルメットを着用しておいた方がいいでしょう。
3輪バイクやトライクは通常のバイクと同じで250cc以下は車検不要
3輪バイクやトライクはバイクと同じ排気量区分であるため、250cc以下のバイクは車検が必要ありません。251cc以上である場合のみ車検が必要となります。
また、3輪バイクはトライクは側車付のサイドカーの分類にもなるため車庫証明も必要なく、任意保険もバイク用の金額が利用されます。
知っておきたい3輪バイクのメンテナンスの注意点
3輪バイクは特有のメンテナンスがあるというより、基本的にバイクのメンテナンスと変わりません。ただし確認しておかなければいけないポイントがいくつかあります。
- タイヤの空気圧管理は徹底的にする
- 保安部品の作動は特に念入りに確認する
- タイヤをジャッキアップする時はバランスを崩さないように注意
大きな車体や、タイヤが3つあることで車重が重く車体バランスも異なるため、これからご紹介する項目は念入りな確認が必要となります。では詳しく見ていきましょう!
タイヤの空気圧管理は徹底的にする
3輪バイクは車重が重く中には軽く200kgオーバーのものも存在します。
重い車体を3本のタイヤで支えるため、1本あたりにかかる負荷も大きく、空気圧が低すぎるタイヤは潰変形してしまい走行の抵抗となります。
そのため通常のバイクよりこまめに空気圧チェックをおこないましょう。
保安部品の作動は特に念入りに確認する
街では珍しい3輪バイクは運転に慣れないのはもちろん、相手からも見慣れていないことも多く、車幅感覚やスピード感がわからず思わぬ事故に繋がることも。
右左折時はウインカーなどの灯火類できちんと知らせるのはもちろん、ヘッドライトの早めの点灯でこちらから存在を知らせる必要があります。
そのため保安部品がしっかり作動するかどうかの点検は念入りにしておきましょう。
タイヤをジャッキアップする時はバランスを崩さないように注意
3輪バイクをタイヤ交換やメンテナンスでジャッキアップするときはバランスを崩して倒れないように気をつける必要があります。
自動車のタイヤを1本ジャッキアップしても残りの3本で、ある程度は支えることができますが、支点が3点均等に保たれていたものが2本になると途端にバランスを崩しやすくなります。
そのため3輪バイクをジャッキアップするときはしっかりとした工具を使ったり、持ち上げるポイントを確認してから行いましょう。
通常のバイクと違う3輪バイクで気をつけること
3輪バイクは通常のバイクと違ってタイヤが3つあるため動きも操作の仕方も特殊であるため、以下のようなことに気をつける必要があります。
- 操作に慣れるまでは練習が必要
- 直線での安定感はピカイチだが重すぎるためコーナーは注意
- タイヤが3つあるからといって絶対転倒しないというわけではない
操作に慣れるまでは練習が必要
旋回する時に傾斜する3輪バイクは、2輪バイクのように行きたい方向にバイクを傾して曲がりますが、傾斜しないタイプのトライクはバー型のハンドルを切って曲がります。
バー型のハンドルの3輪バイクにいきなり乗ると思うように曲がれなかったり、車幅感覚がつかめず狭いところを走るときにヒヤッとすることがありますので、3輪バイクの運転はバイクとも車とも違う独特なコーナリング感覚を身につけなければいけません。
できれば広場で思いっきりハンドルを切ってみたり切り返したりして、3輪バイクの曲がり方を確認しておくことをおすすめします。
直線での安定感はピカイチだが重すぎるためコーナーは注意
通常のトライクでもリバーストライクでも支点が3つあるため直線ではかなりの安定感を発揮することができるでしょう。
ただし、いくら直線で安定するからといって、そのスピードのままコーナーに突入すれば重すぎる車体で曲がりきれないということになりかねません。
特に後輪が2本のタイプだと舵をとるタイヤが1本しかないため、オーバースピードで侵入すればすぐに曲がれなくなりますので、慣れるまではくれぐれも慎重に運転しましょう。
タイヤが3つあるからといって絶対転倒しないというわけではない
3輪バイクはタイヤが3つあるからといって、必ず転倒しないというわけではありません。
もちろん重心が低くなかなか車体自体が浮き上がりませんが、重すぎる車体は一度車体が浮き上がると立て直しが効かなくなります。
そのためコーナリング中にバランスを崩したり勢いよくハンドルを切れば最悪転倒することも考えられるため安全運転はもちろん、万が一に備えてヘルメットやプロテクターの着用をおすすめします。
3輪バイクの維持費
3輪バイクは普通自動車免許で乗れるトライクタイプだと、
- 側車付軽二輪
- 側車付オートバイ
に分けられます。
では一体どれくらい維持費がかかるのでしょうか?
- バイク
- 3輪バイク
- 軽自動車
それぞれどれくらい維持費がかかるのかそれぞれ見てみましょう。
バイクの維持費
91cc〜125cc
項目 | 金額 |
---|---|
軽自動車税 | 2,400円 |
重量税 | 0円 |
自賠責保険 | 9,950円(24ヶ月) |
126cc〜250cc
項目 | 金額 |
---|---|
軽自動車税 | 3,600円 |
重量税 | 4,900円(新車で購入する場合) |
自賠責保険 | 12,220円(24ヶ月) |
3輪バイクの維持費
250cc以下「側車付軽二輪」
項目 | 金額 |
---|---|
軽自動車税 | 2,400円 |
重量税 | 4,900円(新車で購入する場合) |
自賠責保険 | 14,290円(24ヶ月) |
250cc超「側車付オートバイ」
項目 | 金額 |
---|---|
軽自動車税 | 4,000円 |
重量税 | 3,800円(新車で購入する場合) |
自賠責保険 | 13,640円(24ヶ月) |
※車検が必要
軽自動車(自家用乗用)
項目 | 金額 |
---|---|
取得税 | 取得価額×3%(中古の場合は所定の残価率にて計算) |
自動車税 | 7,200円 |
重量税 | 7,600円(2年) |
自賠責保険 | 26,370円(24ヶ月) |
※車検が必要
「中華トライク」と呼ばれる3輪バイクは品質的に問題があるため避けたほうがいい
国産の3輪バイクやヨーロッパから輸入されるものは性能も品質も良いものの、値段が高い傾向があるためなかなか手に入らないのも事実です。
なんとか安く手にないらないか調べていると、「中華トライク」という選択肢が出てくることも。
確かに中華トライクは値段が安く見た目もカッコイイため、つい買いたくなると思いますが、品質的に問題があるためあまりおすすめできません。
といっても不良品が多いというわけではなく、素材や材質が安いものを使用しているため、長く乗っているとフレームに亀裂ができたりシャフトがガタガタに磨耗してきたりと予期せぬトラブルが発生することも。
自分で点検修理できる人は問題ありませんが、中華トライクの部品は手に入りづらく、メカの知識があっても対応しきれないこともたくさん出てきます。
そのため結果的に費用が高くなってしまったり、修理できずに泣く泣く手放さなければいけなくなる可能性の方が高いため、費用を安く済ませたい人は中古の国産3輪バイクを購入することをおすすめします。
3輪バイクおすすめ12選
3輪バイクの特徴や免許区分、メンテナンスなどの注意点をご紹介しましたが、おすすめの3輪バイクはどれがいいのかイマイチピンとこないと思います。
そこで今話題の人気車種10種類と、これから販売されるであろうおすすめの2車種をご紹介します!
ヤマハ NIKEN
引用:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/spec.html
ヤマハから販売されているNIKENは排気量845ccのスポーツ3輪バイクでのスポーツ走行に特化したバイクです。
またNIKENはリバーストライクで旋回時に車体が大きく倒れるため大型二輪免許が必要です。
大きな車体を支えるためにフロントフォークが片方に2本づつ付いているのが特徴で、剛性のある車体で2輪バイクのようなコーナリングが持ち味です。
リーン角も深くかなり倒し込めるものの、フロントタイヤが2本あるためがっちり路面を抑えた安定感はピカイチです!
また、クラッチを切らずにシフト操作できる「クイックシフター」や駆動時にリアタイヤの滑りを抑えることができる「トラクションコントロール」も備え付けられているため、バイクに乗り慣れていない人でも簡単に乗ることができます。
項目名 | 数値 |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 2,150×885×1,250 |
排気量 | 845cc |
価格 | 1,782,000円〜 |
ヤマハ トリシティ125
引用:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity/spec.html
ヤマハから販売されている前2輪、後一輪のリバーストライクで、初めての人でも扱いやすくというコンセプトのもと開発されました。
NIKEN同様に旋回時は車体が倒れるため運転には二輪免許が必要ですが、排気量が125ccですので「小型二輪」の分類になります。
傾斜するタイプの3輪バイクは基本的に自立できませんが、フロントタイヤが2輪ということで低速での走行時や横風を受けた時の安定感が大きなメリットですので、路面状況が悪くてもどんどん進んでいけます。
さらにトリシティは停止間際や低速時にブレーキをサポートしてくれる「ユニファイドブレーキシステム」やABS(アンチロックブレーキシステム)など最新システムが搭載されています。
125ccということで車検もなく2人乗りも可能で高速道路も走れるため、3輪バイクにデビューしたい人にとっておすすめの1台となります!
項目名 | 数値 |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 1,905×735×1,215 |
排気量 | 124cc |
価格 | 356,400〜399,600円 |
ジレラ フォコ500ie
引用:https://www.bikebros.co.jp/catalog/15/12_1/community/
イタリアのオートバイメーカー「ジレラ」から販売されているフォコ500ieは、停車時にフロントサスのダンパーをロックして自立させられます。
しかもこのロック機構は、時速10km/hであればボタン一つで作動できるため、信号待ちなどで使用すれば地面に足を付かないという芸当もできるのです!さらにエンジンの回転数が上がれば勝手に自動解除してくるため安心ですね。
エンジンの排気量も500cc近くあり、時速150km/hまで出せるため高速道路でもストレスなく走れます!
項目名 | 数値 |
---|---|
全長×全幅 | 2210×790mm |
排気量 | 493cc |
価格 | 1,234,900円〜 |
ピアジオ MP3 250
引用:https://www.bikebros.co.jp/catalog/16/3_1/
イタリアのピアジオから販売されている3輪バイクで、3輪のビッグスクーターともいえる風貌はもちろん、収納容量も大きくかなりの荷物を入れることができます。
さらにパーキングロックシステムが付いているため地面に対して90°の状態での駐車もできるため、3輪バイク特有の置き場所に困るということがありません。
大型スクリーンやバックレストも装備しているため、長距離移動でも疲れにくいのが特徴です。
さらに直立が可能なパーキングロック機構も標準装備されているため、停止時も足を付ける必要もありません。
項目名 | 数値 |
---|---|
全長×全幅 | 2,140×760mm |
排気量 | 244cc |
価格 | 965,000円 |
カンナム スパイダーF3
引用:https://jp.brp.com/on-road/spyder/sport-cruising/spyder-f3.html
カナダに拠点を置く水上バイクや雪上車を製造するBRP(ボンバルティア・レクリエーショナルプロダクツ)社から販売されているリバーストライクとなります。
旋回時に傾斜せずバイクのようなハンドルバーを切って旋回するため、ヘルメット不要の普通自動車免許で運転できます。
フロント部分がかなり大きく車のような旋回が特徴で、正確なハンドル操作をするためには少し練習が必要です。
アクセルを一定に保ったまま自動で走行してくれるクルーズコントロールやリアタイヤのホイールスピンを制御するトラクションコントロールが標準装備されているため安全性や快適性はかなりのものです。
車体の幅も大きく収納スペースも多いため長距離ツーリングにも向いています。
SF映画に出てきそうなフォルムは見た目的にかなり注目されること間違いなしですね!
項目名 | 数値 |
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全長×全幅×全高(mm) | 2,642×1,497×1,099mm |
排気量 | 1,330cc |
価格 | 2,370,000円〜 |
カンナム ライカー
引用:https://jp.brp.com/on-road/ryker/recreational.html
カンナム スパイダーF3の兄弟車として販売されているライカーはオートマ限定自動車免許で運転できます。
低い重心フロントタイヤが広く配置されているため、まるで路面を這う蜘蛛のような見た目です。さらにスパイダーのスイングアームは片持ち式を採用しており、奇抜なフォルムは全体にも及びます。
エンジンは並列2気筒600ccと並列3気筒900ccの2種類となっています。またハンドルガードの有無や収納も自由にカスタムできるため、自分だけのオリジナルデザインにすることも可能です。
車体の構造上2人乗りができませんが、スパイダーF3よりもコンパクトな車体は気軽に乗るのにも向いています。
項目名 | 数値 |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 2,352×1,509×1,062mm |
排気量 | 600ccまたは900cc |
価格 | 1,359,000円〜 |
ホンダ ジャイロ キャノピー
引用;https://www.honda.co.jp/CANOPY/type/)
ジャイロキャノピーはピザ屋さんの配達でよく使われる大型の屋根付きの3輪バイクです。
ジャイロシリーズは業務用に使われることが多く、特に雨の日でも快適に乗ることができるキャノピーの人気が一番高いとも言えます。
さらにジャイロキャノピーはもともと50ccのスクーターがベースであるため、両足をフロアに乗せたまま座った姿勢で運転できたり、エンジンの振動も少なく長時間の運転にも向いています。
また、クリーンな4ストロークエンジンはカタログ値で54.5km/Lとかなり低燃費であるため、日常生活に溶け込める3輪バイクとも言えますね!
項目名 | 数値 |
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全長×全幅×全高(mm) | 1,895×660×1,690mm |
排気量 | 49cc |
価格 | 538,920円 |
マジェスティトライク
引用:https://www.goobike.com/spread/8501952B30190704001/index.html?disp_ord=13
ヤマハのビッグスクーターであるマジェスティをトライクに改造したものとなります。
メーカーから公式に販売されていないため、手に入れるには主に中古品をベースにカスタムショップで改造する必要があります。
マジェスティトライクはショップによっては自分好みにカスタムできるため、ホイールベースを長くしたり車幅を広げられたりと自由に作ることができます。
見た目的にはかなりヤンチャ仕様で好き嫌いが分かれるものの、場合によってはヘルメットを被らずに二人乗りできるため開放感を味わいたい人にとって最適なバイクともいえるでしょう!
排気量 | 249cc |
価格 | 500,000円〜 |
ハーレーダビッドソン トライグライドウルトラ
ハーレーからもトライグライドウルトラという名前で大型3輪バイクが販売されています。
直線での安定性はもちろん、Vツインエンジンから繰り出される圧倒的なトルクはかなりの加速力を生み出します。
価格の方も400万円オーバーとかなりスペシャルなプライスですが、3輪バイクは普通免許さえあれば運転できるため、大型免許なしで憧れのハーレーに乗ることもできますね!
項目名 | 数値 |
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全長×全幅×全高(mm) | 2,670×735×125mm |
排気量 | 1,868cc |
価格 | 4,601,400〜4,775,400円 |
トライクス F6T
ホンダのゴールドウイングをカスタムした超豪華な3輪バイクとなります。
6気筒エンジンとその大きさからもはやスポーツカーと言っても良いレベルですね!
しかもゴールドウイングはホワイトがメインカラーですが、F6Tはブラックを基調としてズッシリと重量感がある仕様となっています。
リア周りは完全に車と変わらず独立懸架サスペンションやデュアル・コンバインド・ブレーキ・システム(Dual-CBS)によって最適な制動配分にコントロールされているため、走りの面も自動車に引けを取りません。
項目名 | 数値 |
---|---|
全長×全幅×全高(mm) | 2,995×1,470×1250mm(ベースグレード)、1,525mm(Luxury Sports) |
排気量 | 1,832cc |
価格 | 5,130,000〜5,464,800円 |
ヤマハ 3CT
引用:https://response.jp/article/img/2018/11/16/316258/1360145.html?from=tpimg
2018年ミラノショーで発表されたヤマハの3CTは、XMAX300のエンジンをベースとしており、トルクがあり力強いエンジンと軽量な車体で街中のストップ&ゴーが多い場面での負担を軽減してくれるように開発されています。
さらにヨーロッパの3輪バイクでは標準装備となった、サイドスタンドを出さなくても直立できるダンパーが装備されることにもなっています。
ヤマハから販売されている3輪バイクはかなり重量感のあるデザインですが、3CTもまたフロント周りがゴツくなっている印象ですね!
ホンダ X-ADV 3W
引用:https://young-machine.com/2019/02/12/25801/
バイクメーカーの大御所であるホンダからも本格的な3輪バイクが販売されるまでいよいよ秒読み段階となっています!
2015年東京モーターショーで登場したX-ADV 3WはアドベンチャーバイクであるX-ADVを3輪可した新型バイクが販売に向けて開発が進んでいます。
X-ADV3Wは独自のハンドリングになるとの噂で、国内3輪バイク分野ではNIKENやトリシティ125などヤマハが陣取っているところに殴り込みにいくような形になるでしょう!
3輪バイクおすすめ車種まとめ
3輪バイクは厳密にいうと、普通運転免許で運転できる「トライク」と二輪免許が必要な「3輪バイク」に分けられます。
トライクであればヘルメットが必要なく、気軽に乗ることもできるのが大きな特徴ですが、3輪バイクは2輪バイクのように倒し込んでコーナーを曲がれるという特徴もあります。
どちらも独特な旋回方法である程度慣れる必要がありますが、慣れるとかなり快適に乗れます。
現在は国内メーカーからも続々と開発情報が流れており、新しいジャンルの乗り物として今後さらに注目されるであろう3輪バイクにぜひ乗ってみてはいかがでしょうか!?