125ccクラスのMTバイク18選 | 気軽に乗れるけど本格的!

せっかくバイクの免許を持っているのにバイクを持っていない。
買うにしても気軽に乗れるものが欲しい・・・!

といった方におススメなのが125ccクラスのバイクです。

125ccクラスのバイクだと維持費が安いうえに、車を持っていたら自動車保険にバイクの保険も格安で組み込むことができるというメリットがあります。

「でも125ccって原付の延長みたいなちょっとダサいバイクが多いイメージ」
と思われがちですが、スポーティに走れる本格的なマニュアルミッション(MT)の125ccバイクだってあるんです。

そこで今回は、国内メーカーが発売している125ccクラスのMTバイクを18車種ご紹介します。

きっとあなたの好みに合うバイクが見つかるはずですよ・・・!

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目次

ホンダの 125ccクラスのMTバイク8選

最初は車もバイクも王道のホンダの125ccクラスのMT車を8車種ご紹介します。
他のメーカーと比べると圧倒的なラインナップ数ですね!

CB125R

ホンダのバイクといったら「CBシリーズ」が王道ですよね。
多くの教習所で教習者として配備されているCB400もそのひとつ。

そのCBシリーズに手軽な125ccクラスのバイクとしてラインナップされているのがこのCB125Rです。

125ccだからといって侮るなかれ。

しっかりとミッションはMTですし、125ccとは思えないほど大きなサイズ感が魅力な一台。

伊達にCBの名を冠していないので、走行性能も申し分ありません。
125ccながら1つ上のクラスの250ccにも匹敵するほどの馬力を発揮。

LEDヘッドランプを装備しているので、夜道も安心ですね。

価格は448,200円と125ccクラスとしては高価な部類に入りますが、その価格に見合った走行性能やスポーティさを感じることができます。

グロム(GROM)

グロム(GROM)は、ホンダのタイ工場で生産され世界各国に輸出・販売されているバイクです。

CBシリーズとは味付けの違った
「誰にも似ていない、誰にも真似できない。」
をキャッチフレーズとしてデビューしました。

サイズ感はまさに「125cc」そのもの。
コンパクトな車体にヤンチャさをプラスしたイメージが特徴的です。

車両価格が351,000円なので、250ccや400ccよりもお求めやすい価格が魅力的。
子育てが終わった世代にはもちろんですが、お小遣いが限られる学生さんでも気軽にスポーティなバイクに乗れることで人気を博しています。

グロムはアフターパーツが豊富に販売されているので、ノーマル状態で乗るのが嫌な方や個性を出したいという方にはオススメの1台です。

CBR125R

CBR125Rは、2004年~2015年にかけて主にヨーロッパ向けに製造・販売されていたバイクです。

スポーティな見た目はもちろんですが、125ccクラスとしては数少ない6速MTを搭載しているバイクだったため、並行輸入車が日本国内でも姿を見かけることがありました。

並行輸入車として需要が高かったため、2013年から2015年では国内の正規販売車両として発売されていました。

現在では中古車しか購入することができませんが、それなりに球数も多いので125ccの本格6速MT車を探している人は要チェックな1台ですね。

CBF125

CBF125は、インドと中国で生産されている125ccバイクです。

特徴としては

  • インドで生産されているものはハーフカウル
  • 中国で生産されているのがネイキッド

が挙げられます。

日本国内では逆輸入車のみでの取り扱いとなりますが、中古車市場を見る限り中国生産のネイキッドが多い印象です。

アクティブな印象を与えるデザインが本気にさせますが、街乗りでもプライベートのツーリングでも使えそうな雰囲気ですね。

特に特徴的なのがメーターで、黒を貴重にバックライトはブルーとホワイトの2色構成です。

モンキー125

忘れてはいけないホンダの名車といえばモンキー。

モンキーと聞くと50ccの原付MT車のイメージがかなり強いですが、125ccのMT車としても現行車が販売されています。

モンキーといえば「小さくてかわいいバイク」といったイメージを持つ方が多いと思います。
モンキー125はそのイメージを踏襲していて
「大きくなっても、やっぱり“Monkey”。」
を公式のキャッチフレーズにしています。

丸みをおびた台形フューエルタンク、厚みのあるタックロールシート。
小ぶりなヘッドライトケースやアップマフラーなど、ひと目で伝わるモンキーらしさをサイズや形に徹底してこだわって作られています。

125ccという上位クラスにランクアップしたということで、艶やかにポリッシュしたフューエルタンクをはじめ、車体色に合わせてアルマイト仕上げが施される倒立式フロントフォークやクロームメッキパーツなど、時間さえあれば眺めたり磨いたりしたくなる趣味のバイクとしても質感高く仕上がっています。

原付のモンキーに乗っていた、モンキーに憧れていた方、必見です。

価格も399,600円~と手の届きやすい範囲の価格帯ですので、検討の価値ありですよ!

MSX125

MSX125は、先ほど紹介したグロム(GROM)の海外仕様です。
国内でも並行輸入車として購入することができます。

エンジンスペックや走行性能はグロムと全く変わりませんが、カラーバリエーションが異なっています。
・・・といっても現行では黄色があるかないかの違いです。

どうしても黄色が欲しい!という方や「わかる人にはわかる」細かい違いを追求したい方は探してみると良いと思いますよ!

CG125 (海外向けモデル)

CG125は非常に歴史の長い125ccバイクです。

1974年から日本国内で製造されていましたが、日本国内では正規販売は行われていないという、ちょっと特殊な海外向け専売モデルです。
1990年代後半までは日本国内で製造し輸出されていましたが、ノックダウン生産を経て2018年現在ではブラジル・中国・ナイジェリア・イランなどのホンダ現地法人が製造・販売されています。

ミッションはちょっと特殊なロータリー形状です。
国内ではスーパーカブが採用しているミッションですね。
MTとは若干違いますが、MTのような走りを愉しむことができます。

発展途上国向けに作られているバイクなので、外装などの作りは若干チープさがあります。
これがCG125の味と言ってもいいと思います。

日本国内では希少車の部類に入りますので、気になった方は輸入販売を得意とする販売店に相談してみるといいでしょう。

NAVI110(海外向けモデル)

NAVI110は、タイで発売されている125ccバイクです。
こちらはMTではなくAT者なのですが、驚きの部分があるのでご紹介します。

なんといっても驚きなのがその価格。
125cc以下クラスのMT車とは思えない価格設定で話題となったバイクでもあります。

その驚きの価格は、なんと10万円!!

思わず「原付かよ!」と思ってしまう値段に驚きです。

その価格にできた理由は、NAVI110の構造に秘密があります。

実はNAVI110はスクーターをベースにデザインを変更しただけ、といったような感じ。
本来エンジン人があるであろう場所は空っぽなのです。
スクーターのステップボードを廃して、一般的なバイクの左右振り分け式のステップを採用。
ニーグリップできる位置に燃料タンクを設けた、という簡易的なレイアウト変更をしたことで低価格を実現できたと言っても過言ではなさそうですね。

エンジンは110ccということでやや非力ですが、街乗りには全く問題ないので二段階右折や30km/h制限が煩わしいという方は必見ですね。

ヤマハの 125ccクラスのMTバイク4選

ヤマハというとやはりスポーツタイプのバイクやビックスクーターのイメージが強いですが、125ccクラスのMT車もラインナップしています。
数は少ないですが、どれも個性的なものばかりですよ!

FAZER125

FAZER125は125ccのMT車の中でも比較的軽量なバイクです。

ミッションは5速のMTを搭載。
5段階変速できるのであれば、上り坂でのパワーアップや下り坂のエンジンブレーキなど、幅広い状況や速度域での実用性が望めます。

スピードメーターは今はやりのデジタルメーターですが、タコメーターはアナログの針を採用しています。
いわば新旧混同といった感じでかっこいいですね。

車両価格も安価で、新車でも30万円程度とお買い得。
お財布にやさしいのも魅力ですね。

ちなみにヨーロッパや中国では「YS125」の名前で販売されています。

YBR125 (海外向けモデル)

YBR125は、ヤマハが海外で生産。販売している125cc以下クラスのMT車です。
海外モデルではシェアの高いホンダのCG125の対抗馬として作られました。

各国によって仕様・装備・スペック・車名が大きく異なります。
具体的にはフロントカウルの有無、ブレーキ方式(前後ドラム方式か、フロントのみディスク方式か)、キャブレターと燃料噴射装置の違いなどがあります。

日本では厳しい排ガス規制などに引っかかってしまう関係で、並行輸入のみでの販売となっていました。
現状では、中古車で購入することが一番手軽な方法です。

YB125SP (海外向けモデル)

YB125SPは、2012年から中国で発売されている125ccのMTバイクです。
このバイクは、2004年から売られていたYB125の後継車種です。

小柄なボディではありますが、2人乗りも余裕でできるロングシートを採用。
2人乗りをしない際には、シートと同じ高さにレイアウトされたリアキャリアを使うことができるので、そこそこ大きい荷物も載せることができます。

日本では並行輸入で新車を買うことができます。
車両価格が16万円台~と比較的お求めやすい価格です。

セカンドバイクとして買うことはもちろんですが、車両重量も軽いので非力な女性のメインバイクとしても活躍する場がありそうですね。

XTZ125 (海外向けモデル)

XTZ125は。125ccクラスでは珍しいオフロードタイプのバイクです。
こちらも海外向けに作られたモデルですが、もちろん並行輸入車として購入することができます。

125ccクラスではありながらフォルムは本格的。
オフロード走行に必要な装備は一通りついているので、購入後すぐにオフロード走行できます。

メーター周りはタコメーターや燃料計がないなど少し物足りない印象。
125ccなので仕方がない部分でもありますね。

新車の車両価格が20万円ちょっという安価なのも魅力のひとつ。
オフロードバイクの入門車として買うのもありかもしれませんね。

スズキの 125ccクラスのMTバイク4選

スズキというと一般的に車のイメージが強いメーカーですね。
バイク好きからすると「変態」「変わり者」のイメージがあるようです。
ですがエンジン性能はピカ一のバイクが多いのは事実。

スズキの125ccのMTバイクも同様ですのでチェックしてみます。

GSX-R125 ABS

GSX-R125 ABS は、スズキが満を持して発売したスポーツバイクです。

スズキのスポーツバイク「GSX-Rシリーズ」では最小排気量のバイクです。

ぱっと見た感じは125ccには見えない風貌が特徴です。
1クラスも2クラスも上にも見えてしまいそうなデザインですね。

力強い加速力と、高い燃費性能を兼ね備え、軽快なハンドリングを実現。
空力特性に優れたボディワーク、視認性の高い多機能液晶インストルメントパネル、縦2灯式LEDヘッドライト、軽量なABS制御ユニット、
高い路面追従性を発揮するリンク式モノショックリヤサスペンションを装備。

伸びやかで胸のすくような加速感で、街中を軽快に駆け抜け、ワインディングを楽しむことができます。

車両価格は358,000円+税と125ccクラスであれば標準的な部類に入りますが、125ccという手軽なバイクを検討するなら最有力候補のひとつになるでしょう。

GSX-S125 ABS

GSX-S125 ABSは、手軽にスポーツライディングスキルを楽しく身に付けられるバイクです。
初心者や若年層にも幅広く楽しめる、GSX-Sシリーズのエントリーモデルとして発売されています。

GSX-S125のスタイリングは、コンパクトながらアグレッシブな印象を表現しています。
車体はスリムですが、燃料タンクとシュラウドの造形によりグラマラスさを演出。
ボディシェイプは、GSX-Sシリーズ共通のイメージとなる低く構えた攻撃的なスタイルを踏襲しています。

肝心な走行性能ですが、125ccクラスのMT車では珍しい6速ミッションを搭載しているのでワインディングロードでの走破性は抜群。
スズキらしい高回転までよく回るエンジンと相まって125ccとは思えないくらい軽快で気持ちのいい走りができます。

車両価格はGSX-R125 ABSと同様に35万円台の設定。
高性能な125㏄車としてはとてもリーズナブルな部類かと思いますので、こちらも有力候補にしても良いですね。

EN125 (海外向けモデル)

EN125は、スズキが中国の企業にOEM供給をして中国で発売されているバイクで、先代モデルはGN125Hです。

中国市場においては、競合するバイクと比較をすると性能や耐久性に関しては申し分ありません。
さすが日本のメーカーが開発したモデル、といったところでしょう。

ミッションは5速のMT。
他の125ccバイクは4速ミッションが多いことから、多少はギア選択の幅が広がっているといったイメージです。
エンジン性能に関しては、スズキ製ではありますが、少しふけが悪い印象とのレビューもあります。

日本国内でも乗っている人はいますが、そこまで多くありません。
その理由としては「部品供給の少なさ」があります。

後述する先代モデルのGN125から流用できるパーツもあるとのことなので安心ですが、希少車を求めている人以外はお勧めできないモデルです。

GN125H (海外向けモデル)

GN125Hは、1980年初頭から1999年に生産されたスズキGN125を中国のバイクメーカーが、OEM生産し現在でも新車として販売されています。

新車を日本で乗りたいという人は輸入しないと乗れないのが欠点です。
中古車市場をチェックしてみると、全国で数台というごく少数が出回っているようです。

デザインは一昔前のシンプルなデザインです。
レトロ好きにはたまらないと思います。

前述したEN125は兄弟車という位置づけになりますので、部品の共有も可能です。
ですが流通台数が非常に少ないので、パーツ集めに苦労しそうな1台です。

カワサキの125ccクラスのMTバイク2選

カワサキといえば「Ninja」のイメージがかなり強いと思います。
最近は125ccクラスにも力を入れ始めたメーカーです。
2車種がラインナップされていますので、ここもチェックしてみましょう。

Z125 / Z125 PRO

Z125は2015年に発表された『Zシリーズ』の最小排気量モデルとして位置づけられています。
車両の系統としてはKSRシリーズのフルモデルチェンジにあたり、生産もKSRシリーズと同じタイの向上で行われています。

Z125には2つのバリエーションがあります。

それは

  • Z125(自動遠心クラッチ仕様)
  • Z125 PRO(ハンドマニュアルクラッチ仕様)

です。

Z125 PROに関してですが、カワサキを扱っているディーラーで正規輸入車として発売されています。

ミッションは、125ccではオーソドックスな4速MTを採用。
排気量的にも問題ないと言えますね。

エンジンの特徴としては、低速からの力強いトルク感を味わえるセッティングとなっています。
高回転型エンジンではないので、早めのシフトアップをすると力強い走りができますね。

ボディのデザインを見ていくと、とてもコンパクトにまとめられているという印象を受けます。
ホンダのグロムほどではありませんが、大柄な男性が乗るとオモチャに乗っているように感じてしまうかもしれません。

車両本体価格が345,600円~と125ccクラスのMT車の中では標準的な価格帯ですので、カワサキ製のバイクのファンでもそうでなくても検討の価値ありですね。

KSR110

KSR110は2003年に発売された125ccバイクです。
かつてカワサキには「KSシリーズ」と呼ばれるバイクシリーズが存在しました。

KSR110は先代モデルのKSR-Ⅱの販売終了を受けて発売された車両で、タイで生産されたものを日本に輸入し正規販売を行っていた。
いわゆる逆輸入車ですね。

車体はフルモデルチェンジせずにほぼ流用されています。
ですが、エンジンは競技用車両のKLX110で用いている空冷4ストロークエンジンを流用して搭載。
そのため変速機もKLX110と同じ遠心クラッチ式で、クラッチレバーを不要にしているためAT限定免許でも運転が可能になっています。
手軽に乗れるという点ではポイントが高いですね。

日本国内では、2008年9月から強化された排ガス規制により日本仕様は生産が終了となりました。

その後も海外では生産が続けられていたため、並行輸入によって日本にも多くのKSR110が流通しました。

また2014年モデルではマニュアルトランスミッションを搭載したKSR PROも発表されました。

その後、後継者としてZ125が発売されましたが、今も根強い人気がある車種です。

まとめ

125ccクラスのバイクというとスクーターの延長のようなイメージが強く残っていますが、MTのスポーティバイクも数多く存在していることがわかったかと思います。

今回紹介したバイクの半数が「海外モデル」ですが、並行輸入車が多く流通しているので選択肢は幅広いと思います。

125ccクラスのバイクはこれから市場の拡大が期待されていますので、MT車も増えてくるかと思います。
まずは現行車や過去に流通した人気車でコンパクトバイクならではの走りを愉しむのもツウですね!

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