バイクに乗りながら音楽を聴く方法!おすすめヘルメットスピーカーも紹介!
ドライブ中に気分を上げたい時や渋滞中のイライラを解消するために欠かすことができない音楽。自動車だと気分展開したいと思った時に、オーディオスイッチをオンするだけですぐに聴けるのが大きな魅力ですよね。
最近は通勤・通学中に音楽を聴きながら歩いていたり、散歩やジョギング中にも音楽を聴きながら歩いている人もたくさん見かけます。
今や私たちの生活に欠かせないお気に入りの音楽。これだけ日常生活に溶け込んでいるのに、
「バイクに乗りながら聴けることはできないものか...」
なんて疑問に思うことはありませんか?
イヤホンをつけた状態でヘルメットを被ればいいかもしれませんが、その前に安全面での問題や、違反じゃないのか気になる人も多いと思います。
そこで、
- バイクに乗りながら音楽を聞くのは違反ではないのか?
- 安全面ではどうなのか?
- バイクに乗りながら快適に音楽が聴けるおすすめスピーカーは?
といった疑問にお答えする内容をご紹介していきますので、お気に入りの音楽を聴きながらバイクに乗りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください!
- バイクに乗りながら音楽を聴く方法!おすすめヘルメットスピーカーも紹介!
- バイクに乗りながら音楽を聴くのは違反にはならない?
- バイクで音楽を聴きながらの運転は安全性が低下するという認識が必要!
- バイクで音楽を聴く方法は大きく2種類
- 手軽にバイクに乗りながら音楽を聴くにはヘルメットにスピーカーを取り付ける方が良い!
- 安全にバイクに乗りながら音楽を聴くにはワイヤレスのBluetooth機能付きがおすすめ!
- バイクで音楽を聴くヘルメットスピーカー部分は3つのタイプに分けられる!
- 取り付け簡単で快適!バイクで音楽を聴くためのおすすめヘルメットスピーカー5選
- バイクで音楽を聞くだけじゃない!会話もできるおすすめヘルメットスピーカー5選
- まとめ
バイクに乗りながら音楽を聴くのは違反にはならない?
バイクに乗りながら音楽を聞くことについて、まず気になることといえば、
「違反にならないの?」
ということではないでしょうか?
結論から言うと、道路交通法には「バイクを運転しながら音楽を聴いてはいけない」ということは一切記述されていません。ただし、都道府県で定められている道路交通規則によると、
「安全な運転に必要な交通に関する音又は聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」
※引用元:東京都道路交通規則
と定められています。
しかし「具体的に何db(デシベル)以上だと違反」や「片耳だと大丈夫だけど両耳は違反」などの定義はありません。
あくまで自己判断となるようですので、周囲の音が確認できれば音楽を聴きながらバイクを運転しても問題ないとも捉えられるのです。
救急車やパトカーなどの緊急車両が来た時にサイレンの音が聞こえないと、迷惑をかけてしまいますからね。それどころか気付かずそのまま走行すれば、事故を起こす危険性もあります。
ただし、実際バイクで走行してみると、エンジン音や風切り音が大きく、運転時はほとんど周りの音が聞こえていないのも事実です。
そのため緊急時のサイレンの音さえ聞きとることができれば音楽を聴いてもさほど大きな影響を与えることはないとも考えられますね。
もし違反したら罰金を払わなければいけないの?
前項でご紹介したように、違反の基準が明確に決まっていないため、バイクを運転しながら音楽を聴いていることで捕まることは滅多にないとも考えられます。
実際ほとんどのケースは、スピード違反や信号無視などで捕まった際に大音量の音楽を聴いたために一緒に取り締まりを受けることが多いようです。
ただし、取り締まりといっても罰金や違反点数などはなく、あくまで警告で済むことが多いそうです。ただし都道府県の道路交通規則によっては、罰金を支払わなければいけないこともあります。
例えば神奈川県の場合、
- 二輪車・・・6,000円
- 原付・・・5,000円
※違反点数はなし
となっています。これだけの処分内容だと、運転する時に音楽を聴くのは自己責任という捉え方もできますね。
バイクで音楽を聴きながらの運転は安全性が低下するという認識が必要!
バイクで音楽を聴きながら運転することで捕まるのかと言われると、必ずしもそうではないことがわかりました。
しかし音楽を聴くことで、多少なりとも周りの音が聞き取り取りにくい状態となっているのは間違いありませんので、安全性が低下している意識はしておかなければいけません。
もし何らかの危険を示す音が音楽によってかき消されるとすれば、大幅に危険回避の動作が遅れます。
バイクを運転することは、生身の身体でスピードが出る乗りものを操るのと同じですので、一瞬の判断ミスが生死に関わる重大な事故につながる可能性が高くなります。
また、コード付きのイヤホンで音楽を聴いたり、音楽プレーヤー本体から直接コードを伸ばしている状態だと、万一走行中に引っかかると頭ごと持ってかれる危険も考えられますので、コードの配線にも十分注意しなければいけません。
このことを念頭に置きつつ、安全で快適にバイクで音楽を聴く方法について具体的にどのようにするのかをご紹介していきます。
バイクで音楽を聴く方法は大きく2種類
バイクで音楽を楽しむ方法は、大きく2通りの方法があります。
- バイクに直接スピーカーを取り付ける
- ヘルメットにスピーカーを装着する
どちらも一長一短があり、聞こえ方や操作方法も異なります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
バイクに直接スピーカーを取り付ける
バイクの車体にアンプとスピーカーを直接取り付けるタイプは、まるでオーディオを担いで移動しているかのように開放感のある音楽が楽しめます。
音源はスマホと接続したり、SDカードを挿入することが多いようです。
接続するにはスピーカーや直接デバイスを操作する機構を搭載しなければいけないため、積載面積が多く取れるビッグスクーターや、大型ツアラーバイクに採用されていることが多いようです。
また、設置には電装部品に関する知識が必要な場合があるため、カスタム初心者には難しいかもしれません。
しかしこの手のスピーカーのほとんどは防水仕様のため、天候に左右さずに使用できるのが大きなメリットとも言えるでしょう。
さらに最近のスピーカーは非常にコンパクトなものが多く、カウル内に潜り込ませれば音漏によって周囲に迷惑をかけることはありません。
そのため気軽にオーディオのスイッチを入れて開放感のあるサウンドを楽しみたいと言う人にはおすすめです。
ヘルメットにスピーカーを内蔵する
ヘルメット内にスピーカーを内蔵するタイプは、小型で軽量・簡単に設置できるのが大きなメリットです。
ヘルメットのイヤースペース部分に、テープやマジックテープでスピーカーを貼り付けるだけですので、工具の必要もありません。
また、設置場所が細かく調整できるので、耳の近くにスピーカーの位置を移動したり、あえて離してみたりと、自分だけのポジションを調整できます。頻繁にヘルメットを交換する人もには嬉しいですね!
それ以外にも、マイク機能が搭載されているものを使えば、仲間と会話しながら運転もできます。
手軽にバイクに乗りながら音楽を聴くにはヘルメットにスピーカーを取り付ける方が良い!
2種類のバイクで音楽を楽しむ方法をご紹介しましたが、手軽に音楽を楽しみたいのでであれば、後者のヘルメットにスピーカーを取り付けるタイプの方がいいでしょう。
なぜならバイクに手を加えることなく簡単に設置可能で、バイクを乗り換えてもそのまま音楽を楽しむことができるからです。
ヘルメットとスマホさえあればバイクを乗り換えてもすぐに音楽が楽しめますからね!
また、音漏れの心配もありませんので、街中でも気兼ねなく音楽を楽しむことができるでしょう。
安全にバイクに乗りながら音楽を聴くにはワイヤレスのBluetooth機能付きがおすすめ!
安全性も考慮して音楽を聴きたいとお考えであれば、イヤホンやインカムにBluetooth機能で飛ばして聴く方法がおすすめです。
ポケットやバイク本体に設置したスマホや音楽プレーヤーからBluetooth機能を使ってイヤホンやスピーカーに接続すれば、コードをむき出しの状態で運転することがなくなります。
また、コードレスであればバイクの乗り降りもそのままできますので、ツーリング先でふらっと観光地に立ち寄る時にも重宝しますね!
さらにバイクショップにはスピーカーとBluetoothレシーバーがセットになって販売されているものもありますので、これ一つ購入すれば簡単にスマホからワイヤレス接続が可能です。
他にもイヤホンジャックが搭載されたBluetoothレシーバー単体でも販売されていますので、今まで有線で繋いでいた人でも簡単にワイヤレスに切り替えれます。
バイクで音楽を聴くヘルメットスピーカー部分は3つのタイプに分けられる!
ヘルメットスピーカーといっても音を出す方式は以下の3つに分けられます。
- イヤホンタイプ
- 薄型スピーカータイプ
- スピーカータイプ
それぞれの特徴をご紹介しますので、どれが自分に合っているのか検討してみてください!
耳に入れる【イヤホンタイプ】
一般的なイヤホンと同じように耳の中に入れるイヤホンタイプは、周りの雑音を抑えることができます。
バイクに乗っていても低音と高音の聞き分けができたりと、よりクリアな音楽が楽しめるのは音楽好きにとっては嬉しいですよね。
ただし、長時間耳の中に入れていたり、ボリュームが大きすぎると徐々に疲労感を感じやすいというデメリットがあります。
また、人によっては耳の形状に合わないものもあるため、場合によってはかなりストレスを感じてしまうこともあります。
しかしイヤホンタイプは種類も豊富で様々な形状が販売されていますので、自分に合ったものを見つけやすいとも言えるでしょう。
ヘルメット内部に貼り付けられる【薄型スピーカータイプ】
ヘルメットのイヤーポケット部分に貼り付ける薄型スピーカータイプは、脱着可能で好きなところに設置できるのが特徴です。
「運転手中に音楽を聴きたいけど周囲の音もしっかり聞き取れるようにしたい!」とお考えであれば、片方だけにスピーカーを設置することだってできます。
有線のものや、Bluetooth機能搭載型でワイヤレス接続できるものやスピーカーの大きさなど種類が豊富にあります。また、薄型だからといって決して音質が悪ということではありませんのでご安心ください。
ものによっては高出力のアンプが搭載されて高音質なスピーカーもありますので、音質にこだわりたい人でも満足できるものが見つかるでしょう。
ヘルメット外部に取り付ける【スピーカータイプ】
ヘルメットの外側に取り付けるスピーカータイプは、インカム搭載型が多くなっています。
音楽やラジオを楽しむだけでなく会話も楽しめるため、仲間とのツーリングには欠かすことができないスピーカーとなるでしょう!
ヘルメットの外部に取り付けられているため、雨に濡れるのが心配になるかもしれませんが、もちろん完全防水機能付きですの、ずぶ濡れになっても問題なく使用できます。
取り付け簡単で快適!バイクで音楽を聴くためのおすすめヘルメットスピーカー5選
バイクで音楽を聴くための方法についてご紹介しましたが、ここでは取り付け簡単で人気があるおすすめヘルメットスピーカーをご紹介していきます。
リーズナブルな価格の入門モデル!【デイトナ ヘルメットスピーカー 78178】
バイクのカスタムパーツを製造しているデイトナから販売されているヘルメットスピーカーです。
価格が非常に安く、ヘルメットスピーカーをとりあえず試してみたい人にはうってつけの製品とも言えます。
「価格の割に音質も安定して耐久性もある」というレビューも多く、リーズナブルな1台ともいえるでしょう。
さらにBluetoothレシーバーを購入して接続すれば、簡単にワイヤレススピーカーを作ることだって可能です。
大迫力な重低音サウンドが聞きたいあなたに!【SoundTech2 STF-02】
ウインズジャパンから販売されているヘルメットスピーカーは「スタンダード」「プレミアム」「プレミアムスリム」と3種類に分けられており、本製品は「スタンダード」タイプとなります。
スタンダードと言ってもスピーカーの材質やドーム高・エッジ幅が最適にな高さに設計されており、大迫力な重低音サウンドもしっかり再現!低音ボイスにこだわりがある人でも満足できる1台ではないでしょうか?
さらにコードの巻き取りケーブルも付属しているため、有線タイプでありがちなコードが絡まるという煩わしさとも無縁です。
マジックテープで取り付け楽々!【サインハウス ヘルメットスピーカー NEO. B+COM】
裏面がマジックテープ仕様となっており、買ってすぐに取り付けられるのが大きな特徴です。
マジックテープのベースは両面テープで簡単に取り付けられるため、気分によって好きな位置に変更できるのも嬉しいですね!
また、バイク用品の中でも頻繁に聞く「B+COM」という言葉は、「Bluetooth バイク ワイヤレス インカム」の略で、仲間と会話を楽しむことを目的に開発された音響ノウハウのこと。そして「B+COM」のノウハウを採用して生まれたのが、本製品となります。
取り付け簡単で音質も良いため、ヘルメットスピーカーの入門用としてもおすすめできる製品です。
簡単Bluetooth接続に!【AUKEY Bluetoothレシーバー BR-C1】
音楽機器からの音源をBluetoothで受信するためのBluetoothレシーバーとなります。
イヤホンジャックが付いているため、これさえあれば普段使っているイヤホンを使ってヘルメットスピーカーとして活用することもできるでしょう。
さらに本製品のBluetooth Ver4.1機能は、従来型の3.0と比べてノイズ抑制機能が4倍、伝送距離が3倍と飛躍的に向上しているため、有線に負けない音質や安定性を実現しています。
簡単操作なシンプルワイヤレススピーカー【Docooler オートバイ用 ヘッドセット】
ボリューム調整や曲の切り替えボタンが一直線上に配列されており、直感的な操作が可能なワイヤレススピーカーです。
運転中にボリューム調整やお気に入りの曲に変更したいときでも簡単に調整できるのが嬉しいですね!
また、充電式リチウムイオン電池の採用と、余計な機能を一切取り除いた本製品は再生時間も約10時間とかなり長持ち!ロングツーリングにもぴったりな1台となるでしょう!
バイクで音楽を聞くだけじゃない!会話もできるおすすめヘルメットスピーカー5選
インカム機能付きで会話が楽しめるおすすめヘルメットスピーカーもご紹介します。友達とツーリングを頻繁に楽しみたいという人はぜひ参考にしてみてください!
音楽を聞くだけでなく映像だって取れる!【SENA(セナ) バイク用インカム 10C】
インカム機能だけでなく、オンボードカメラも搭載しているため、走行中の映像も記録できます。
また、900m離れている仲間との会話が可能なほど、電波の受信機能も優れているのも大きな特徴で、離れている仲間とも連絡を取り合うことができます。
さらに本製品は、ノイズ削減機能やFMラジオチューナーが搭載され、直感的なダイヤル操作で切り替え可能ですので、グローブをはめたまま操作できるのも大きな魅力ですね。
クリアな音質で聞き取りやすい!【4riders V4】
バイク専用アンプと高音質スピーカー、ノイズキャンセル機能が内蔵されており、ヘルメットをかぶっていてもクリアな音が聞き取れるスピーカーです。
また、インカム機能は切り替え操作なしで最大4人と同時会話ができるため、運転にも集中することができます。
さらに音楽や会話だけでなく、FMラジオを受信したりスマホ通話の自動対応など、さまざまな機能が搭載されています。
これだけ多機能にも関わらず大容量バッテリーの採用で最大8時間の通話ができるのは嬉しいですね!
大きなボタンで操作性抜群!【LEXIN インカムバイク LX-FT4】
操作ボタンが大きく、走行中でも安心して切り替えられるのが特徴のインカム付きスピーカー。
グローブをはめたまま操作できるのは、バイク乗りにとってかなりありがたいのではないでしょうか?
また、本製品のインカム機能は最大2km離れた相手とも会話できるため、高速道路を離れて走行していても問題なく使えます。
さらにラジオ機能や防水機能もついているため、ツーリングだけではなくアウトドアのお供としても活躍しますね!
操作簡単なスタンダードモデル【デイトナ DT-01】
シャープなデザインの「デイトナ DT-01」は、直感的な操作ができるように、メイン機能が本体中心の大きなボタンに集約されています。
手にひらで押すだけで簡単に操作ができるため、厚手の革グローブを装着していてもそのまま通話可能です。
また、本製品は他メーカーのインカムとも接続できるため、他のツーリング仲間に合わせられるのは嬉しいですね!
さらにグループトークは最大4人まで対応可能で、会話可能距離は1kmまで対応しています。
デザインや使い勝手を総合的に考えると本製品の右に出るものはありませんね!
タンデムツーリングにピッタリな2人用!【LEXIN バイクインカム タンデム用 LX-B2】
タンデム走行中は、後ろの人との会話ができないのがネックですよね。
しかし「LX-B2」は、タンデム用に2個セットになったインカム機能付きスピーカーですので、頻繁に友達や恋人とタンデムツーリングをする人にぴったりな製品です。
また、本体は直感的にボタン操作ができる設計となっているため、後ろに乗る人がヘルメットスピーカーに慣れていなくても安心ですね!
さらに本製品は高性能スピーカー内蔵で音声や話し声もはっきり聞こえます。
対話時間も約15時間とかなり長持ちですので、ツーリング旅行にも持っていきたいですね!
まとめ
車や自転車を運転しながら音楽を聴くことが許されているため、もちろんバイクで音楽を聴くこと自体も違反にはなりません。
しかし緊急時のサイレンを聞き取れるぐらいのボリュームでなければいけません。
また、運転中に音楽を聴くことは危険を察知する意識が散漫になるデメリットがあります。
他にも運転中にオーディオ機器を操作したくなることもあるかもしれませんが、慣れないボタン操作によって危険を引き起こしてしまうことだって考えられます。
そのため音楽を楽しんでいる最中は、いつも以上に安全確認をしながら運転しなければいけません。
今回ご紹介したおすすめヘルメットスピーカーは、バイクに乗りながら音楽や会話が楽しむことを目標に設計された製品ばかりです。
この中から自分にあったものを選び、快適なバイクライフを楽しんでくださいね!
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