レッドバロンの在庫台数は業界トップ?豊富な種類から選ぶ時の注意点
バイクの中古車販売店といえば「バイク王」や「2りんかん」などがあげられます。
しかし街中を散策してみると真っ先に目に入ってくるのは、レッドバロンではないでしょうか?
レッドバロンは赤いヘルメットをかぶった髭のライダーの看板が非常に印象的で、店舗に入ってみるとそのバイクの保有台数に驚きます。
国産バイクはもちろんのこと、輸入車もたくさん展示されていますので、バイク好きからすれば、丸一日いても飽きないのではないでしょうか?
そんな業界最大手のバイク販売店と言っても過言ではないレッドバロン。在庫バイクの保有台数はいったいどれくらいにあるのか気になる人も多いはず。
そこで本記事では、レッドバロンで取り扱っている在庫バイクの数や管理方法、在庫バイクの中からお気に入りのバイクを購入するときに必要な知識についてご紹介していきます。
読み終わるころにはレッドバロンで中古車を買うときに必要な知識も身に付きますので、中古車購入を視野に入れている人もぜひご一読ください。
レッドバロンの在庫台数は約53,000台と業界トップクラス!
まずはレッドバロンの在庫台数を見てみましょう。レッドバロンの公式ホームページによると、現在新車・中古車合わせて約53,000台の在庫台数を誇ります。
ちなみにこの数字は新車も含まれています。レッドバロンがメーカーから仕入れて在庫として保管するため、新車も在庫ということになるのです。
そしてレッドバロンの店舗数は国内で307店舗。そう考えると、1店舗あたり150台以上保有している計算となります。
また、そのほかの在庫台数を見てみると、以下のようになっています。
- 二りん館(SOX)・・・新車・中古車合わせて12,000台以上
- グーバイク・・・新車60,496台 中古65,811台 合計126,307台 ※1月7日時点
- バイク王・・・新車・中古車合わせて90,000台以上
こうして見ると「レッドバロンの53,000台という台数はあまり多くはないのでは?」と思うかもしれません。
しかし上記の販売店はバイク販売店の最大手ばかり。この中で肩を並べるほどの在庫台数を保有・管理しているレッドバロンは、業界トップクラスとも言えるでしょう。
さらにレッドバロンは海外5拠点にも事業所を持っていますので、どのようなバイクでも手に入る可能性もあるのです。
そして全国の在庫バイクの中から「イントラネット検索」というシステムを使えば53,000台のバイクの中から自分の欲しい1台を探し出すこともできるのです。
これこそがレッドバロンで中古バイクを探す強みとも言えるでしょう。事項よりイントラネット検索についてさらに詳しく解説していきます。
レッドバロンではイントラネット検索で豊富な在庫から自分に最適な1台を探せる
イントラネット検索は、レッドバロンの中古車検索システムのことを言います。全国のレッドバロン店舗で管理している在庫バイクのデータがコンピュータによって管理されています。
大手中古バイク検索サイト「GooBike」のように、希望のメーカー・車種・カラー・予算などを設定することで、レッドバロンの在庫の中から自分の希望通りのバイクが探し出せるのです。
もちろんまだはっきりと欲しいバイクが決まっていないのであれば、いろんなバイクを見てみたいという理由でイントラネット検索を使ってみてもいいかもしれませんね。
レッドバロンのホームページからは在庫検索はできない
イントラネット検索はレッドバロンの店頭に設置されている専用の検索システムであるため公には公表されていません。レッドバロンのホームページからは在庫バイクの検索はできないということになります。
そのためレッドバロンでバイクを探すのであれば必ず店頭に行かなければいけません。
ただ、自分で探すよりもお店の人から話を聞きながら探す方が効率よく見つけることができますし、思ってもいない掘り出しバイクが見つかるかもしれませんので、店頭に行く価値は十分にあるのではないでしょうか?
もちろんお店の人がいるからと言って、見つけたら必ず購入しなければいけないということはありませんので、ふらっとバイクを見にきた程度の気持ちで入店しても構いません。
レッドバロンで在庫管理されているバイクを取り寄せるときは購入することが前提
安心して中古バイクが探せるレッドバロン。ただし他店から在庫バイクを取り寄せるのであれば注意しておかなければいけないことがあります。
それは他店から取り寄せるときは購入することが前提だということ。
レッドバロンのイントラネット検索で欲しい中古バイクを見つけた時、そのバイクが他店にある場合は、最寄りの店舗に取り寄せる必要があります。
ただし他店舗からバイクを取り寄せるとなれば1〜2万円ほどの送料が必要となりますので、購入することが前提でなければ引き受けてくれないのです。
そのため現物確認や試しに試乗することができませんので、イントラネットでの情報を入念に確認したり、気になるところはバイクが置いてある販売店に問い合わせる必要があります。
新車の場合も同様で、取り寄せるときは仮契約が済んでからとなります。
どうしても「実車の確認をしてからでないと不安...」と言う人は、まずディーラーに行って現車の確認や試乗させてもらう方がいいかもしれませんね。
レッドバロンでは在庫のバイクでも安心して購入できる
「在庫のバイク」と聞くと何だかちょっと不安に思うかもしれません。
しかし店舗で管理している在庫バイクは、全てレッドバロンで定められた方法によって点検・整備が行き届いているバイクばかり。
さらにお客さんが安心して購入できるよう、次のようなサービスも展開されているのです。
- 譲渡車検が付いている
- フレーム適合検査済証制度
- 品質保証
- 修理保証
譲渡車検が付いている
中古のバイクでも安心して乗れるように、お店に並べる前に次の8項目の検査が行われています。
- フレームが安全であること
- リコール未実施項目がないこと
- 部品調達が可能であること
- 基幹部品に異常がないこと
- スピードメーターに異常がないこと
- 違法改造箇所がないこと
- 必要書類が揃っていること
- 装着マフラーが適法であること
一見すると車検の時に確認する項目があるだけのようにも思うかもしれません。
しかしフレームの検査は車検や法定点検ではチェックされません。ましてや一般的な修理工場ではフレームの歪みのチェックはなかなかできないでしょう。
そしてフレームに大きな異常がないバイクは中古車であっても大きなトラブルが起こりにくいのも事実。
レッドバロンで販売されている中古バイクは、フレームの歪みの基準もクリアしており信頼性が高いバイクであるとも言えます。
フレーム適合検査済証制度
先ほどもご紹介しましたが、レッドバロンではフレームの歪み測定を行うフレーム適合検査済証制度が設けられています。
全国のレッドバロン店舗にはACIDM(アシダム)と呼ばれるコンピュータ総合診断機によりホイールアライメントがチェックされます。
そして適合したバイクにはフレーム適合検査済証(QRコード付ステッカー)が貼られます。
ホイールアライメントのチェックなんて目で見て確認するのはほとんど不可能。
しかもわずかなズレが走行に大きく影響するので、乗り心地が悪いまま乗ってしまう人も少なくありません。
さらにホイールアライメントをチェックする機構は非常に大掛かりであるため、導入している販売店は極めて少ないのです。
そう考えると、レッドバロンの在庫バイクの品質は非常に優れているため安心して購入することができるでしょう。
品質保証
レッドバロンでは年間980,000台の整備実績があるため、膨大な整備データがあります。しかし中古バイクである以上、故障する可能性はゼロではありません。
そこで万が一に備え、2005年から全ての中古バイクにレッドバロン独自の保証が付けられているのです。
- 初年度登録から7年以内・・・6ヶ月または6,000キロ
- 初年度登録から8年以上・・・1ヶ月または1,000キロ
修理保証
中古バイクを乗り続けるためには、部品が故障した時のアフターパーツは欠かせません。しかしメーカー部品は在庫を保有している期間が定められています。
多くの場合は生産終了から7年と決められており、その期間が過ぎてしまうと故障した時に対応できないこともあるのです。
そこでレッドバロンでは25年ほどの歳月をかけ、廃車になったバイクからリサイクルパーツを確保したり、オリジナルパーツを作成したりして、独自のパーツ供給システム作りました。
そのためレッドバロンで購入した全ての在庫バイクには最大3年間の修理保証が付けられます。年式が古いバイクを所有していても非常に安心して乗り続けることができますね。
レッドバロンが在庫を販売するときにサービスを充実させる理由
ご紹介したように、レッドバロンでバイクを購入するときには手厚いサービス受けられます。しかしレッドバロンがここまでしてサービスを充実させるには、ある理由があるのです。
レッドバロンで購入したバイクはすぐ壊れたり、車検に出したバイクが傷だらけになって返ってきたなどの声も多く聞こえており、一昔前までは悪い噂が多いバイク業者として有名でした。
もちろん現在ではこのようなことはほとんどなく、現在では中古バイク業者の中でもトップクラスの信頼性を確保するにまで成長しています。
現在SNSでのトラブルやクレームに関しての情報はほとんど見かけず、反対に顧客満足度が上昇し始めてきています。
ただし、一度悪い印象が根付いてしまうとなかなか払拭できません。単純に「品質管理を見直しました」なんてことを言ってもお客さんは信用してくれませんからね。
そこでレッドバロンは、フレーム検査機器を納入したり譲渡車検の項目を増やしたり、長期保証サービスを行ったりと目に見える対策を取るようなったのです。
結果的に安心して買ってもらうためにはまず信頼性を回復させなければならないという判断によって、このようにサービスが充実するようになったようです。
レッドバロンで在庫バイクを購入するときに値引きしてくれるの?
レッドバロンで在庫のバイクを購入するときに気になるのが、値引き情報ではないでしょうか?
しかし値引き情報について調べてみたところ、レッドバロンで購入するときは値引き自体厳しいと思っておいた方がいいかもしれません。
値引きに関しての鉄板パターンは、ほぼ同条件で複数の店舗の査定額を比べるということですが、中古バイクだと同条件のバイクがなかなか見つかりませんので、お店側は値引きに応じにくいのです。
ただし、レッドバロンでは販売価格に値引きをしてくれるなくても、「おまけ」を付けて対応してくれるところは多いようです。
レッドバロンでバイクを購入した人もらった「おまけ」を見てみると、
- 他店舗からの取り寄せ料金をサービス
- リアタイヤを新品交換サービス
- バッテリーを新品交換サービス
- 新しく車検を付けた時の点検手数料をサービス
などがあるようです。
中には前後のタイヤを新品に交換してもらったというケースもあるようで、5万円近く得した猛者もいるようです。
ポイントはレッドバロンで購入すると決めているのであれば印鑑を持っていくこと。
「値引きやサービスをしてくれるなら今日購入する」と言うと。すんなりおまけを付けてくれることが多いようです。
免許を取得する場合は【免許応援キャンペーン】を利用するといい
レッドバロンでは、免許を取得中にバイクを購入すると販売価格から値引きされる「免許応援キャンペーン」も実施されています。
免許を取得するときにあらかじめレッドバロンでエントリーをし、免許取得後はレッドバロンでバイクを購入すれば以下の金額を値引いてくれます。
- 126cc以上のバイク・・・3万円
- 51〜125ccのバイク・・・2万円
このキャンペーンは免許取得後2年以内は適応されますので、自分が欲しいバイクが見つかるまでじっくり探すこともできます。
もしこれからバイクの免許を取得しようと思っているのであれば、利用してみても良いかもしれませんね。
レッドバロンではバイクの中古パーツも在庫で取り扱っている
レッドバロンでは車両の販売や買取が中心の業者というイメージが大きいかもしれません。
しかしレッドバロンはバイクの中古パーツの売買を専門に行っている「パーツショップ日名橋」も展開しているのです。
レッドバロンでは全国のレッドバロン店舗でバイクを整備したときに出てきた社外パーツや買取時に引き取った社外パーツなどが大量に手に入ります。
これらの中古パーツの中で、再利用可能と判断されたものは一旦専用工場で検品・修理されるのです。
そして販売可能となった部品を、パーツショップ日名橋で販売しているのです。
パーツショップ日名橋の店舗は愛知県岡崎市に構えていますが、ネットでの部品販売が盛んに行われています。
中古パーツと言っても専用工場でしっかり修理されてから出荷されているため、ヤフオクなどで購入するものよりもよっぽど状態がいいものばかり。
中にはかなりの掘り出し物が見つかることもありますので、中古パーツを探している人はパーツショップ日名橋のサイトから在庫情報をチェックしていると言っても良いでしょう。
レッドバロンの在庫パーツの中で特に人気なのはマフラー
レッドバロンの在庫パーツの中でも特に人気があるのは中古マフラーで、その在庫数は1,500本以上となります
しかも1本1本しっかり磨き上げられていますので、かなりクオリティが高いことでも人気です。
ちなみにレッドバロンの在庫パーツは以下の方法で購入できます。
- 近くのレッドバロンの店舗に行く
- パーツショップ日名橋の店舗に行く
- パーツショップ日名橋のウェブサイトから購入する
レッドバロンに備え付けられている検索用のパソコンからでも在庫パーツが探せるのはありがたいですね。
さらにレッドバロンの店員はカスタムパーツ情報についての知識も豊富に持ち合わせていますので、相談しながら探しても良いでしょう。
唯一のデメリットは在庫パーツの取り付け工賃が高いこと
在庫パーツを購入したら、レッドバロンの店舗で取り付けることも可能です。ただしここで気を付けなければいけないことがあります。
それは取り付け工賃が高めであること。
例えば中古のマフラーを購入したとします。一般的な整備工場であれば取り付け工賃の相場は5,000〜8,000円ほどとも言われていまが、レッドバロンでは10,000円以上必要ということも少なくありません。
中古パーツ取り付けは車体に合う合わないなどの関係上、どうしても取り付けに時間がかかることもありますので、ある程度工賃が上がるのは仕方がないことでもあります。
中古パーツの購入利益はそのお店に入るわけではありませんので、お店は工賃でしか利益があげられません。
しかしレッドバロンの工賃は一般的なところと比べて倍近くすることも少なくないそう。
大きな店舗を構えている以上、これくらいの利益があげられなければキツイのではないでしょうか?
こればかりはしょうがない部分でもあると思いますね。
まとめ
レッドバロンの在庫バイクについてご紹介しました。レッドバロンの在庫バイクの保有台数は中古バイク業者の中でもトップクラスですので、欲しいバイクを探している人にぴったりな販売店とも言えるでしょう。
特にイントラネット検索システムを使えば、自分にあったバイクを効率よく見つけることができます。
また、検索画面を見ているだけでも、お気に入りのバイクを見つけることができるかもしれませんので、どんなバイクがあるのか調べてみるのに利用してみても良いでしょう。
さらにレッドバロンでは、在庫のバイクでも安心して購入できるようなサービス体系が整えられています。
そのためバイクに関しての知識がない人や、安心してバイクに乗りたいという人は、気軽にレッドバロンを利用してみてはいかがでしょうか?
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