ホンダ CRF250ラリーは250ccクラスにラリーマシンを投入!

crf250ラリー

http://www.honda.co.jp/CRF250RALLY/






昨年2016年は「ホンダ CRF1000Lアフリカツイン」をはじめ、オフロード・アドベンチャーモデルの当たり年でした。

その勢いを駆り、今年2017年2月に並み居る250ccアドベンチャーのリリースに先駆けて販売を開始したのが、「ザ・ダカールレプリカ 週末の冒険者へ!」というコンセプトを掲げた「ホンダ CRF250Rally(CRF250ラリー)」です。

大型スクリーンを装備した本格的なラリー仕様車として登場し、ホンダワークスマシンを彷彿とさせるビジュアル性のよさで250ccに新しい風を吹き込んでいる一台です。

今回は現在国内オフロードバイク界で、もっとも勢いのあるCRFシリーズの最新作「CRF250ラリー」のインプレをお届けさせて頂きます。

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CRF250ラリー!雰囲気抜群のレプリカラリーマシン

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2013年に25年ぶりとなる名門レース「ダカールラリー」へ参戦を果たした「CRF450ラリー」。

そのワークスマシンそのままのスタイリングを継承し、全高1,425mmという非常にボリューミーな作りは、タフな走りを要求されるラリー仕様車に相応しいものです。

ベースモデルが廉価性をウリにしたCRF250Lだけに、エンジン周りを中心に線の細い印象を受けましたが、間近で見るとフロント21インチのタイヤが大きく自己主張を行っています。

この存在感とワークスマシン譲りのオーラはなかなか強烈で、今年発売の「カワサキ ヴェルシスX250ABS」、7月発売予定の「スズキ Vストローム250ABS」らとも毛色の違う独特の雰囲気と世界観を持っています。

CRF250ラリーは、過酷な闘いの連続となるラリーに思いを馳せさせるに十分な風格があり、CRFシリーズのファンならずともその気にさせられてしまうレプリカマシンです。

CRF250ラリーはローダウン仕様車も同時発売で足つき性に不安なし

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シート高895mmとオフロードバイクらしい腰高なCRF250ラリーですが、細身のシートと沈み込みのよさで足つき性は意外に良好。

従来のホンダオフロードバイクと比べ、大きなストロークと柔らかなサスアクションで乗り心地も良好です。

CRF250ラリーはオフロードタイヤを装着した歴としたオフロードバイクですが、柔らかさの中にも適度なコシがあり、モタード的な乗り味となっています。

さらにシート高が830mmに設計された「ローダウン仕様車」も同時にリリースされているため、小柄な男性や女性ライダーでも手が出しやすい点は大きな魅力のひとつです。

CRF250ラリーは軽快なハンドリングと車体コントロール性の高さがウリ

ワークスマシン「CRF250ラリー」と同一の大型スクリーンを装着し、フロント部のボリュームに圧倒されるCRF250ラリー。

その大きさから、ハンドリングは重めで大味というのが第一印象でしたが、ハンドリングは軽快そのもので意外性の塊でした。

エンジン始動前の押し引きもスイスイ動かせるだけの軽さがあり、走り出してからは大型スクリーンのプロテクション効果でクイックな操作性を感じることができます。

車体重量155kgという重さは数値以上に軽く、狙ったラインにスッと倒せる素直さがあり、今年発売のライバル2車と比べても操作性抜群。

CRF250ラリーは、最高出力24psとスペック面ではライバルに譲らざるを得ませんが、軽快な運動性能はまさにラリーマシンそのもの。

レプリカモデルと言い切ってしまうにはちょっと惜しいと感じさせるほどで、これからオフロードバイクに手を出してみたい、と考えている方にとって、「ホンダ CRF250ラリー」はエントリーモデルとして相応しい一台と言えるでしょう。

CRF250ラリーは高速走行もこなせるマルチプレイヤー

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CRF250Lはやや非力な印象もあったマシンですが、CRF250Lはベースこそ同一ですが、高速走行でも走りの爽快感を楽しめるマルチさがあります。

それに大きく貢献しているのはやはり大型スクリーンで、かろうじてヘルメット最上部に風を感じるほど高いウィンドプロテクション効果により、高回転までスムーズに回るエンジンが爽快な走りを演出してくれます。

最高出力24psという数値は、ベテランライダーにとっては物足りなさを感じさせてしまいそうですが、従順性も重要なポイントであるラリーマシンにはうってつけと言えます。

フィーリング的には120km/hも出せば一杯一杯といった印象でしたが、80~100km/hの常識的な常用域では十分な加速力もあり、エントリーモデルとしては高評価です。

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CRF250ラリーは衝撃吸収性の高さで許容力あり

オフロードタイヤ装着のCRF250ラリーは、本領発揮の舞台はダートでありながらも、舗装路走行でも十分安定した走りを見せつけるアグレッシブさがあります。

何と言ってもその中心となっているのは、車体重量155kgという軽さ。

車体中央部がスリムなCRF250ラリーは、ニーグリップもしやすくひらりひらりと車体を操れる軽快さでコーナリングそのものを楽しむことができます。

リアサスの挙動はあくまでもオフロード向きのソフトなものであるため、コーナリング時の初動こそ不安を覚えましたが、車高とシート高による重心の高さがそれをカバー。

オフロードバイク初心者でも乗りやすい素直さがあり、おっかなびっくりでもしっかりと寝かせることが出来る従順さは、衝撃吸収性・路面追従性の面でも十分に発揮されます。

舗装路という専門外の舞台でも十分な実力を持ち、ダートではそのソフトな乗り心地を武器とするCRF250ラリーは、ダート・林道ツーリングなど遊びの舞台を選ばない守備範囲の広さが自慢の一台と言えるでしょう。

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CRF250ラリーは自分仕様のカスタマイズが前提条件?

crf250ラリー

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ノーマル状態のCRF250ラリーは、積載性能はお世辞にも良いとは言えないマシンです。

容量10リットルというタンク形状のため、タンクバッグなどの装着も創意工夫が必要であり、唯一の収納スペースはシート左下部に設けられた工具入れ程度しかありません。

こうした車体設計上仕方のないことではありますが、実用性の高いパーツを輩出している「キジマ」からリアキャリアなどのパーツが販売されており、これらを装着することで積載性能は一気に実用的なレベルまで強化されます。

こうした自己流カスタムを前提としてリリースされたのかは定かではありませんが、このように自分好みのスタイリングに仕上げられる素朴さもあり、CRF250ラリーはカスタムファンにとっても面白みのある一台と言えそうです。

CRF250ラリーは本格的なスタイリングと走破性の高さを求める方に最適

ワークスマシンを忠実に再現し、スタイリングのよさが光る「ホンダ CRF250ラリー」。

その一方で新車販売価格648,000円(税込み)と、かなり強気な価格設定なのが気になるポイントではありますが、ワークスマシン「CRF450ラリー」譲りにルックスは魅力的です。

この価格でリアキャリアが標準装備でない点などは気になりますが、シーンを選ばない自在性・走破性の高さはまさしくラリーマシンそのもの。

エンジンパワーに車体が勝っていることでコントロール性は非常に高く、初心者でも不安なくオフロードに挑戦できるだけの懐の深さがあり、それらを総合的に判断するとこの価格でも十分お買い得に思えます。

リーズナブルさで人気の高いCRF250シリーズとしては異端児ですが、決して高い買い物だと思えないクオリティーの高さはホンダならではで、250ccオフロードバイク界に新しい風を吹き込む革命児となれる存在です。

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