電動バイクおすすめ車種10選!免許区分を徹底解説!
電気自動車やハイブリッドカーが主流になりつつある現代では、いたるところに充電ステーションが設置されたりと、本格的に電動化が進んでいます。
実はエンジン音を響かせ風を切って走るのが醍醐味であるバイクも電気の力で走る電動バイクの開発が進んでいます。
しかし日本ではまだまだ普及が進んでおらず、街中で見かける人は少ないため、電動バイクとは一体どのようなものなのか詳しくわからない人も多いのではないでしょうか?
そこで、エンジンではなくモーターを搭載する電動バイクの、
- 特徴やメリット・デメリット
- 運転するために必要な免許区分やルール
- おすすめの電動バイク
といったことをご紹介していきますので、これから普及してくる前にしっかり知識をつけておきましょう!
電動バイクはモーターが動力のバイクのこと
引用:https://www.bmw-motorrad.jp/ja/models/urban_mobility/cevolution.html#/section-8b207c31
電動バイクとは、エンジンの代わりに電気モーターを動力とした二輪車のことを言います。
ガソリンエンジンであれば圧縮した混合気を燃焼させた時の圧力を利用しますが、電動バイクはモーターによって直接ホイールを動かします。
動力は電気であるため、一般家庭用のコンセントから充電できるのが大きなポイントで、ガソリン代がかからない点が最大のメリットとなります。
また、チェーンのように駆動を伝える機構を備えているものや、ホイール内に直接モーターを組み込んでいる「インホイールモーター」と呼ばれる方式を採用しているバイクもあります。
インホイールモーターはモーター特有の高トルクに加え、直接ホイールを回すため加速が良いという特徴があります。
電動バイクに乗るときのルールや諸費用は基本的にエンジンのバイクと一緒
そもそも電動バイクを運転するときには決められたルールがあるのでしょうか?
電動バイクは基本的にエンジンのバイクと同じですので、走行中はヘルメットの着用が必須となります。また、自賠責保険や税金も払わなければいけません。
電動バイクの税金はモーターの出力によって分けられています。
免許区分については次項で詳しくご紹介しますが、年間で収める税金の金額は、
- 原付一種・・・2,000円
- 原付二種・・・2,400円
- 軽二輪・・・3,600円
となっています。
自賠責保険や任意保険の料金もバイクの免許区分で分けられているものの、一般的なバイクと変わらず加入できますので安心ですね!
電動バイクにも免許区分がある!
電動バイクは誰でも乗れるというわけではなく、出力によって運転するために必要な免許区分が決められています。
現在は以下の3つの出力規格によって分けられています。
- 600W(0.6kw)以下・・・原付一種免許
- 600W(0.6kw)~1000W(1.0kw)・・・原付二種免許
- 1000W以上・・・普通自動二輪免許
600W(0.6kw)以下は原付一種(~50cc)のバイクと同じ扱いになる
現在普及している電動バイクの中で特に多いのが出力600W(0.6kw)以下のバイクで、50ccの原付一種の分類になります。
このクラスではパワーこそありませんが、モーター特有の走り出しからの高トルクによりストレスなく乗ることができます。
このクラスはチョイ乗り目的のバイクとして最適なクラスで人気があることや、小さなバッテリーやモーターで十分であるため開発もしやすいという特徴があります。
そのため大手バイクメーカー以外にもベンチャー企業なども参入しやすいため、たくさんのメーカーから個性のあるバイクが発売されています。
しかも普通自動車免許を持っていれば運転もできますので、電動バイクを体験してみたい人にうってつけのクラスとも言えますね!
600W(0.6kw)~1000W(1.0kw)は原付二種(~125cc)のバイクと同じ扱いになる
出力が大きくなると125ccクラス並のパワーを持つため、600W(0.6kw)~1000W(1.0kw)の電動バイクを運転するには原付二種免許が必要になります。
このクラスになると2段階右折の必要がなく幹線道路でもストレスなく流れに乗って走れますので、幅広いシーンで活用することができるでしょう。
ただしモーターの出力が大きくなると大容量のバッテリーが必要のため、車重が重くなり取り回しがキツくなるのがデメリットです。
そのためバイクの運転に慣れていない人は注意が必要です。
1000W(10W)以上は普通自動二輪免許(~250cc)と同じ扱いになる
出力が1000W以上になると普通自動二輪免許(250cc)と同じ扱いとなりますので、電動バイクと言いつつハイパワーでバッテリーの持ちも良くなっています。
そのためチョイ乗りのみならず、ちょっとしたツーリングを楽しむこともできるでしょう。
このクラスとなれば車体も大きく各メーカーから近代的なデザインのバイクが販売されており、街中を走っているだけでもかなり目立つこと間違いなしです!
ただし、値段の方は100万以上はもちろんのこと、中には数百万円もする高価なバイクもありますので、価格は今後の課題となりそうですね。
道路交通法改正後は20kwを超える電動バイクは大型二輪免許が必要となる
道路交通施行規則の改正案として20kwを超える車両は大型二輪免許が必要になると発表されています。
ちなみに20kwは馬力に換算すると約26馬力ほどとなります。
ホンダのCBR250RRで28馬力、VTR250で22馬力ですので、250cc以上のエンジンバイクの馬力以上であれば大型免許が必要ということになります。
これは近年各メーカーが電動バイクの開発に力を入れており、高性能な電動バイクがどんどん開発されてきたことで、免許区分を追加しないと危険と判断されたからだと言われています。
しかも最近ではビッグバイクでおなじみのハーレーやドカティなども電動バイクの開発に本格的に参入を始めたため、高性能な電動バイクが登場する前に大型免許の区分をしっかり設定しておくのが狙いといったようです。
一見すると「普通二輪免許でよくない?」と思うかもしれませんが、そもそもエンジンとモーターは出力の出し方が違うため、例えば同じ250cc並みの出力があるエンジンとモーターを比べると、モーターの方がかなり高トルクとなり、ビッグバイク並みの加速力を持っています。
そう考えるとビッグバイクの運転に慣れていない人が急に乗るとかなり危険ということになるため、20kw以上で大型免許が必要というのは妥当とも考えられますね。
電動バイクは出力に関係なく車検がない
大型二輪免許の区分が追加される電動バイクですが、現在のところ電動バイク自体に車検は必要ありません。
そのため「高出力の電動バイクに乗る時は大型二輪免許が必要だが車検は必要ない」ということになりますので、持ち主にとっては維持費を抑えられるのは非常にありがたいとも考えられますね。
とは言っても決してメンテナンスが必要ではないというわけではありませんので、灯火類や足回りのメンテナンスは通常のバイク同様しっかりおこないましょう。
ただし「出力20kw以上のバイクが広く普及した場合は車検を検討する」とされているため、のちに制度が変わる可能性も残っています。
電動バイクのメリット
電動バイクは動力がモーターとなっているため、これまでエンジンで不快に感じていたことが解消されたり、反対に次のようなメリットが出てきます。
- 騒音や振動がほとんどない
- 走行コストがかからない
- 加速が良い
- メンテナンスがほとんど必要ない
メリットがあることで、今までバイクに乗ることに一歩踏み出せなかった人が新たにバイクに乗れるようになるのではないでしょうか!?
一つずつ詳しく見ていきましょう!
騒音や振動がほとんどないため快適
動力がモーターとなるため、エンジンの振動や排気音が一切しなくなるため、とても静かなのが大きなメリットです。
走行中はモーター特有の「キーン」という音がしますが、それ以外は一切音がありませんので、停止時は完全に無音となります。
さらにホイール内にモーターを内蔵する「インホイールモーター」であれば、ほとんど無音の状態で走ることができます。
また、ミッション付きのバイクでもギアが回る音と風切り音くらいしか感じませんので、最初は未知の乗り物に乗っているような感覚になるでしょう。
早朝や深夜の走行で周囲に迷惑をかけることがなくなるため、気兼ねなく乗ることができますね!
ただし走行音がほとんどないと周囲の人からも気付かれにくくなるため、交差点や曲がり角の出会い頭には注意する必要があります。
走行にかかるコストが圧倒的に少ない
電気で動く電動バイクは当然ながらガソリンが必要ありません。
またエンジンオイルも必要ありませんので、走行にかかる維持費が圧倒的に少なくて済みます。
電動バイクの場合走行にかかるコストは電気代だけで、その費用も1回の充電で数十円ほどとなるため、ガソリンの2~3割ほどのの費用で乗ることができるでしょう。
さらにガソリンスタンドに給油に行く手間もなくなるため、地方や郊外でガソリンスタンドが遠くて利用しにくいという人にとって最適な乗り物で徐々に需要も高くなってきています。
加速が良く街中での運転が楽
モーターは始動時に最大のトルクを発揮するため、回転数が上がるごとに出力が上がるエンジンよりも加速が良いとされています。
そのため信号が多くストップ&ゴーが多いシーンではかなり運転が楽になります。
また、バイクによっては出力のコントロールをボタンで変更できることもあるため、エンジン同様の乗り味にしたり、加速を鋭くしたりなど、走りも自由に楽しむことができます。
メンテナンスがほとんど必要ない
従来のエンジンだと、点火プラグやエアクリーナーフィルターなどの消耗品を定期的に交換していました。
そのため、毎回部品代や工賃が必要とされていましたが、電動バイクのモーターは、ほぼメンテナンスフリーで乗り続けることができますので、消耗品の交換は必要ありません。
メカに詳しくなくても自転車感覚で乗れるのが電動バイクのメリットですね!
電動バイクのデメリット
電動バイクのメリットをご紹介しましたが、もちろんデメリットもいくつか存在します。
- 充電時間が長い
- 長距離を走るのに向いていない
- 価格が高い
ただし現時点では電動バイクの需要が少なく各メーカーの開発が遅れていることも影響していますので、後に普及していけば改善される可能性が高いとも言えます。
充電時間が長い
ほとんどの電動バイクは家庭用のコンセントで充電できますが、家庭用に電力が抑えられているため、1回の充電時間は数時間とかなりの時間が取られてしまいます。
また、街中ではバイク用の充電設備が少なく、バッテリー切れを起こすと何もできなくなります。
そのため日中不便なく利用するには、毎晩寝る前に家のコンセントに繋いで充電をしておく習慣が必要です。
長距離を走るのに向いていない
前項でもご紹介しましたが、電動バイクのインフラ設備が整っていないため、長距離を走るのに向いていません。
電動バイクの航続距離の目安として、
- 原付一種(スクーター)タイプ・・・30~50kmほど
- 原付二種タイプ・・・80~100kmほど
- 普通二輪車タイプ・・・120~160kmほど
となっています。
ツーリングといっても周辺をちょっと日帰りツーリングの距離しか移動できないため、短い航続距離がストレスとなって気持ちよく走れないなんて人もいます。
価格が高い
電動バイクはバッテリーがどれだけ高性能であるかによって性能や航続距離が変わりますので、各メーカーはバッテリー開発に力を注いでいます。
しかしバッテリーの製造コストは非常に高いものの、反対に電動バイク自体が普及していないため電動バイク自体の値段も上げざるを得ないのが現状です。
そのためエンジンのバイクよりも価格が高めの傾向があり、スクータータイプだと同クラスの原付バイクと比べると2~3割ほど高めとなっています。
さらに高出力のバイクだと、同クラスの倍以上の値段で売られているなんてことも珍しくありません。
ただし電動バイクは今後大きく普及してくる可能性が高いため、大量生産によって価格が下げられるとも考えられます。
中国製品の電動バイクは品質的にムラがあるためやめておいた方がいい
電動バイクを調べていると、中国製品で安いものが売られているのに気付くと思います。
しかし中国産の電動バイクは品質的にムラがあるため、やめておいたほうがいいでしょう。
実は電動バイクの普及が一番進んでいるのは中国ですが、中国で電動バイクを運転するには免許が必要ありませんので、誰でも運転できるのです。
そうなると電動バイクは安価な自転車のように「壊れたら買い替えればいい」という方針で安い材料で大量に作られているため、故障する可能性が非常に高くなっているのです。
そのため電動バイクは国内で製造されたものや、ホンダやヤマハなどの大手メーカーから販売されたものを選びましょう。
また、台湾製の電動バイクは日本製のように精度が高いとも言われています。
電動バイクの購入時には補助金が出る
電動バイクは排気ガスを出さない乗り物として政府からも評価されているため、一部の車種では購入時に「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」を受け取ることができます。
補助金の金額はその年の予算によって変わります。
2019年度の補助金対象車種と交付金額は以下の通りとなっています。
- ヤマハ E-Vino(型式:ZAD-SY11J)・・・26,000円
- ヤマハ EC-03(型式:ZAD-SY06J)・・・33,000円
- スズキ e-Let’s(型式:ZAD-CZ81A)・・・41,000円
- スズキ e-Let’s W(型式:ZAD-CZ81A)・・・60,000円
- ホンダ PCX ELECTRIC(型式:ZAD-MT3)・・・111,000円・バッテリー2個セット・・・120,000円
申請の方法は「一般社団法人次世代自動車振興センター(http://www.cev-pc.or.jp/hojo/cev.html)」から専用の用紙をダウンロードし、以下の必要書類を添えて郵送で申請します。
- 補助金交付申請書
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証等のコピー1枚)
- 標識交付証明書のコピー
- 車両代金全額分の領収証のコピー
- 購入車両の注文書・請求書・契約書等(車名と購入価格が明確な書類)のコピー
価格が高い電動バイクに補助金が出るのはかなり助かるため、対象の電動バイクを購入するときはぜひとも利用しておきたいところです!
電動バイクはレースや競技の世界でも急速に開発が進んでいる
バイクの競技といえば、
- ロードレース
- モトクロス
- トライアル
が代表的ですが、実は電動バイクはこれらの業界でも普及が進んでいるのです!
詳しく見ていきましょう!
電動バイクMOTO-Eやマン島TTレースで活躍している
実は電動バイクのロードレース用のバイクは、数年前から日本の「無限」という会社がマン島TTレースの電動バイククラスに参戦しており、表彰台を独占するなどの活躍を見せていました。
さらに2019年からは「MOTO-E」という電動バイクの世界選手権が始まり、いよいよレース界でも本格的に電動バイク化が進んでいます。
まだ日本の国内メーカーが参戦していませんが、ホンダやヤマハが参戦するのは時間の問題ではないかと思われます。
そうなると、過酷な環境でレースをするということは電動バイクのモーターやバッテリーの開発が飛躍的に進み、バッテリーの寿命や車重が重いといったデメリットが解消されていくでしょう!
近年モトクロスバイクも電動化してきている
引用:https://www.honda.co.jp/JMX/race2019/news01/
ホンダのCR250Rをベースとして心臓部にモーターを組み込んだモトクロッサーバイクも登場しています。
残念ながらレースの実施までは至っていませんが、プロトタイプのモトクロッサーがモーターショーに登場し、いよいよ市販化まで秒読みとなっています。
車体はそのままでインバーターやモーターをコンパクトにまとめられているモトクロッサーベースの電動バイクの開発が進めば、どのような車体も電動化できることにも繋がるでしょう!
トライアルでも電動バイククラスがある
引用:https://news.webike.net/2019/06/07/159081/)
2017年から世界トライアル選手権のクラスの一つとして、電動バイク専門の「 TrialE(Electric)」クラスが始まり、トライアル用の電動バイクの開発も盛んにおこなわれています。
電動バイクの高トルクは瞬間的な力が必要なトライアルにはぴったりですので、実はトライアル車の方が普及が早気なるのではないでしょうか?
おすすめの電動バイク10選
電動バイクは各メーカーから最新技術が投入され日進月歩で進化しているため、ここ数年で魅力的な電動バイクが一気に登場しました。
そこでスクーターからレーサーレプリカまでの様々な形状のおすすめの電動バイクをご紹介します!
ヤマハ E-Vino
引用:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/e-vino/spec.html
ヤマハから販売されている電動スクーターのE-Vinoは、デザインはもちろん、充電時間や最高速度など、スクーターとしての使い勝手の良さも維持しているため、日常の利用シーンでストレスを感じることがありません。
さらに新車の価格もエンジンの原付バイクと変わりませんので、原付バイクの購入を考えている人はまずE-Vinoを考えてみてはいかがでしょうか?
免許区分 | 原付一種 |
最高速度 | 約40km/h前後 |
連続航続距離 | 29km |
充電時間 | 3時間 |
価格 | 236,520円 |
XEAM notte V2
アマゾンでも販売されているnotte V2は、価格も20万円以下とかなりリーズナブルで日常生活にぴったりな1台とも言えるでしょう。
丸みを帯びたボディと10種類のカラーバリエーションも魅力的で女性にも人気があります。
また、原付一種の免許の区分でありながら時速43kmで連続航続距離も60kmほどと十分すぎるスペックで、普段の通勤や買い物などこれ一台あれば間違いないでしょう。
免許区分 | 原付一種 |
最高速度 | 43km/h |
連続航続距離 | 60km |
充電時間 | 10時間 |
価格 | 158,000円 |
ホンダ EV-neo
引用:https://www.honda.co.jp/EV-neo/
ホンダから誰でも乗れる電動バイクとして開発されたEV-neoは、四輪のハイブリッドカー「インサイト」の技術を応用して開発されたブラシレスモーターを採用しています。
さらにバッテリーは東芝から納入されたものを使用しているため、大手電機メーカーとコラボして開発したと言っても過言ではありません。
電動バイク特有の加速で感じる高トルクではなく、あくまでジワっと加速する乗りやすさ重視しており、いい意味で「普通」なEV-neoはビジネスシーンはもちろん、バイク初心者にもぜひ乗ってもらいたいバイクです!
免許区分 | 原付一種 |
最高速度 | 45km/h |
連続航続距離 | 34km |
充電時間 | 約20分 |
価格 | 433,000円 |
ヤマハ EC-02
引用:https://www.goobike.com/catalog/YAMAHA/EC_02/index.html
五角形のフレームが印象的なEC-02は、ステップやハンドルが折りたたみ式となっており、乗用車のトランクルームにも収まるように設計されていますので、レジャーや旅行先に持っていきたい1台です!
さらにリアのスイングアームは片持ち式を採用しており、サイドパネルも任意のカラーに変更することができます。
バッテリーの充電時間は6時間とかなり時間がかかるのがネックですが、遊び感覚で乗る1台としては十分すぎるスペックでしょう。
免許区分 | 原付一種 |
最高速度 | 40km/h |
連続航続距離 | 43km |
充電時間 | 6時間 |
価格 | 199,800円 |
スズキ e-Let's
引用:http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/elets/style_price
スズキからも e-Let'sと呼ばれる原付バイクサイズの電動スクーター販売されています。
フロント側に大型のキャリーケースが搭載されていたり、アクセルを大きく開いても加速のレスポンスもマイルドで、日常生活の使い勝手を考慮されている電動バイクと言えるでしょう。
小型で使いやすいようにしたため、バッテリーも小さく連続航続距離は30kmと若干少なめですが、自転車代わりに家に置いておけば重宝すること間違いなしです!
免許区分 | 原付一種 |
最高速度 | 50km/h強 |
連続航続距離 | 30km |
充電時間 | 4時間 |
価格 | 298,000円 |
ホンダ PCX ELECTRIC
引用:https://www.honda.co.jp/PCXELECTRIC/type/
ホンダの人気スクーターPCXにモーターを搭載したPCX ELECTRICは、2018年からリース販売を開始しています。
バッテリーは取り外し可能なタイプで同時に2本搭載することができ、2つ合わせると41kmの連続走行が可能です。
さらに家庭用の電源プラグから充電できるのはもちろん、バッテリーを外して単体で交換できるため、バッテリーさえあればいつでも交換して乗り続けることができるでしょう。
スクータータイプであるため大型の収納もたくさんあり、様々なビジネスシーンでも活用するでしょう。
免許区分 | 原付二種 |
最高速度 | 60km/h強 |
連続航続距離 | 41km |
充電時間 | 4時間(バッテリー1個あたり) |
価格 | 70万円強(リース価格) |
BMW C-evolution
引用:https://www.bmw-motorrad.jp/ja/models/urban_mobility/cevolution.html#/section-c-evolution
BMWから販売されているスクータータイプの電動バイクは、35kwの出力を誇るため軽二輪の分類となります。
スタートから50km/hの加速はわずか2.8秒とスーパースポーツも凌ぐとも言われています。
スタイリングも近未来の電動バイクらしくシンプルな形状でメーターもオールデジタルとなっており、最低限の情報のみを知らせてくれるシンプルな構造です。
充電は充電スタンドを利用するか単相200Vであればコンセントからの充電も可能となります。
現時点のスクーター型電動バイクの中では最強のクラスでしょう!
免許区分 | 軽二輪 |
最高速度 | 129km/h |
連続航続距離 | 160km |
充電時間 | 4時間30分 |
価格 | 1,562,000円 |
アディバ VX-1
引用:https://adiva.co.jp/product/vx-1.html#
イタリアのアーバンコミューターブランドのアディバからも大型のスクータータイプの電動バイクVX-1が販売されています。
リアホイールにモーターを組み込み直接駆動する方式を採用しているため、モーターならではのダイレクトな加速や部品点数の最小化で軽量化を実現し、スクーターでありながらキビキビ走るのが特徴的です。
100km/hまでに達する時間も約6秒と、加速もかなり優れています。
充電方式の方は交流200Vであるため、家庭用のコンセントでは充電できません。
そのため近くの充電スタンドを利用する必要がありますが、バッテリー容量が大きいものであれば連続航続距離が270kmほどとかなり長いのも特徴ですので、さほど気にはならないでしょう。
免許区分 | 軽二輪 |
最高速度 | 110km/h |
連続航続距離 | 130~270km |
充電時間 | 2.2~4.4時間 |
価格 | 114,000~1,620,000円 |
ハーレーダビッドソン ライブワイヤー
引用:https://young-machine.com/2019/01/09/22394/
アメリカンバイクメーカーの代表でもあるハーレーからも電動バイクが開発されています。
さすがにアメリカンタイプの形状ではありませんが、ネイキッドのような風貌で0-60マイル(約96km/h)3.5秒の加速力を誇ります。
バッテリーも1回のフル充電で176kmという航続距離であるため、ツーリングにも十分使えるスペックを持っています。
さらにハーレーといえば音にこだわるメーカーでしたが、電動バイクのライブワイヤーはギヤ鳴りとモーターのサウンドをミックスさせた音を意図的に発生させるというこだわりようです。
現在日本での販売は未定となりますが、今後ハーレーからも続々とこのような電動バイクがラインナップされ、日本でも販売されることでしょう!
免許区分 | 軽二輪(改正後は大型二輪) |
最高速度 | 147km/h |
連続航続距離 | 約176km |
充電時間 | 60分以内(急速充電器使用時) |
価格 | 約321万円~ |
エネルジカ エゴ
引用:https://www.energicamotor.com/energica-ego-electric-motorcycle
エネルジカ製の電動スーパースポーツバイクで、最高速も240km/hとエンジンバイクにも引けを取られません。
電動バイクレースの世界GP「MOTO-E」のベース車としても採用されています。
車重の方は248kgとかなり重いのがネックですが、倒立フォークやブレンボのブレーキキャリパーなども採用しており、レーサー並みのキレのある走りを実現しています。
免許区分 | 軽二輪(改正後は大型二輪) |
最高速度 | 240km/h |
連続航続距離 | 200km(エコモード) |
充電時間 | 約3.5時間 |
価格 | 約340万円 |
電動バイクおすすめ車種まとめ
電動バイクはエンジンの代わりにモーターが組み込まれており、排気ガスの排出が全くなく、次世代のクリーンな動力として注目されています。
また、電動バイクを運転するには従来のバイクの免許区分や交通ルールはほとんど変わりませんので、免許さえあれば誰でも乗ることができます。
さらに購入時には政府からの補助金時給など徐々に電動バイク化への働きが強くなってきました。
しかし現時点ではまだインフラが整っていなかったり車体価格が高いというネガな部分もあります。
従来のバイクはエンジンなど特殊な機構が必要でしたが、モーターとバッテリーという新しい機構の採用により、今までのバイクメーカーだけでなく様々なメーカーからの参入も増えてきています。
そのため、今までのバイクでは考えられなかった形や性能の電動バイクが登場する可能性も高いでしょう。
そう考えると電動バイク市場はこれからますます盛んになるため、一気に増えてくること間違いなしですので、バイクに興味がある人は電動バイクも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
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