遂に国内販売開始!新型アフリカツイン「CRF1000L AfricaTwin」
本格的なラリーレーサーの性能と、アドベンチャーバイクとしての高い性能で人気を博したアフリカツイン。
1999年に惜しまれつつも生産を終えましたが、昨年16年の沈黙を破り「CRF1000L AfricaTwin」として、欧州で先行販売を開始しました。
いよいよ国内での販売も始まった新型アフリカツインの魅力に迫ります。
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ラリースピリットは健在! CRF1000L AfricaTwinは高い安定性と操縦性を持つスーパーアドベンチャー
まずはフロントにご注目下さい。
21インチのホイールサイズはビッグオフらしく、オフロード走行での接地感を高めるためのもの。
軽快かつ確実な操作性が求められるダート走行を意識した作りは、名車アフリカツインのDNAが継承されている証です。
ABSの採用によって制動能力は保証付き。
242kgという車体重量を確実にコントロールする上で必要不可欠な性能と安全性が確保されています。
次はその大きなフロントタイヤを受け止めるフロントフォーク。
最高出力92psというハイパワーをしっかりと受け止め、高い走行性能を発揮するための大口径の倒立式テレスコピックを採用したフロントは見るだけでその走りの信頼性の高さを伺わせます。
実際に跨ってフロントに全体重をかけてみると、サスが重量をいなすようにわずかな沈みを伴って受け流します。
この柳のような柔軟さと確実な剛性はエンデューロで通用するレベルのもの。
ホンダが看板モデルであるCRFとアフリカツインという二大ブランドの名を併せた自信が伺える抜群の足回りと言っても過言ではないでしょう。
もう一つ、車体の安定性と操縦性を語る上で欠かせない要素がシート高です。
全長2335mm・全幅930mm・全高1475mmと大柄な車体を持つこのCRF1000L AfricaTwinですが、シート高は870mm。
しかも二段階調整可能となっており、ローポジションにセッティングを変更すると850mmにまで下げられます。
この調整は工具不要で行えるため、シーンや乗り手に応じた変更が即座に行える事を意味します。
また、後部に重量物を積載していてもそのまま調整が可能で、舗装路とオフロード走行がすぐさま切り替えられるのは心憎いほど。
初代アフリカツインから続くその重心バランスの良さは健在で、さらに高い次元へと進化を果たしています。
その強烈な存在感も健在! 初代アフリカツイン譲りの個性を更に昇華したルックスはCRF1000Lにしかない魅力
初代アフリカツインはやや細身とすら言える感じのフェイスマスクでしたが、今回のCRF1000L AfricaTwinはご覧の通り大迫力のマスクに生まれ変わりました。
よりワイドな存在感とフレームから伸びたフロント部のガードが、走破のためのタフさをより強調しています。
2灯式ヘッドライトもそのイメージ強化に一役買っています。
少し横に視点を変えると、初代アフリカツインを彷彿とさせる直角と流形の融合した美しいフォルムが確認でき、見るからに頼もしい圧倒的なオーラをオーナーに感じさせてくれます。
ライバルと目されるヤマハ・XT1200Zスーパーテネレも独特のオーラを感じさせるバイクですが、このCRF1000Lというバイクにはアフリカツインにしかない絶対的な個性が間違いなくあります。
スポーティさとクルージング性を徹底追求! AT仕様であるDCTはCRF1000Lならではの機能
CRF1000L AfricaTwinの最大の特徴の一つが従来からの6速仕様とデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)と名付けられたクラッチフリーのAT機能搭載車の2ラインナップです。
AT仕様でありながらスリムに設計されたエンジンはコンパクトにまとまっていて、走りの妨げにならないように設計されています。
通常なら右側はコンパクトであっても左側にその影響が出たりするものですが、画像のように均等性を崩さないようにまとまっています。
ご覧の通り正面から見てもフロントタイヤからリアまで、大きく突き出たりすることなくしっかりと設計されている事は高評価に値します。
メーカー広報曰く「オフロード走行でもダレず、軽く流した走りでも余裕のある走りが可能」(第32回大阪モーターサイクルショーにて)との事。
これは初代アフリカツインから受け継がれるスポーティさとツアラーとしてのクルージング性能がそのままこのDCT仕様車にも受け継がれているという事です。
持ち前の高い走破性と極めて楽に乗れる新型アフリカツインは、21世紀を代表するビッグオフの王者の風格と性能を併せ持つバイクとなっています。
走り出そう、未知の世界へ。 新型アフリカツインが誘う新しいツアラーの世界
快適なポジショニングの為に計算されたバーハンドルと、シンプルにまとめられたハンドル周り。
ツアラーバイクとしての人気も高かった初代アフリカツインですが、その精神はこのCRF1000Lにもしっかり継承されています。
操作性の良さを存分に味わえる、バランスのよいまとまり方をしています。
そしてこの18.8リットルという大容量のタンク。
どこまでも走り続けることが出来るため、必要なもの全てが詰まった新型アフリカツイン。
「走り出そう、未知の世界へ。」
新しいアドベンチャーバイクの世界へ、CRF1000L AfricaTwinという稀代のバイクはあなたと旅立つ事を待っています。
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