SHOEI(ショウエイ)人気おすすめヘルメット14選!
ライダーの命を守るマストアイテム・ヘルメット!世界トップシェアのSHOEIがおすすめです!
バイクに乗る方にとって、初心者・ベテランを問わず必要となるのが「ヘルメット」。
これがなくてはそもそも運転自体がご法度であり、ちょっとした転倒でも命に関わる危険に身をさらすことになってしまいます。
ライダーにとって欠かせないマストアイテムだからこそ、安全性の高いものを選びましょう。
日本を始め、世界各国には様々なヘルメットメーカーが存在しておりますが、メーカーで選ぶなら何と言ってもおすすめは世界ナンバー1のシェア率と安全性を誇る「SHOEI(ショウエイ)」がおすすめ。
質感の高いペインティングやデザイン性の高さにも定評があり、世界最高水準の安全性を誇る「フルフェイスヘルメット」を始め、「ジェットヘルメット」「システムヘルメット」など、多くのラインナップの中からあなたに合ったものが必ず見つかること間違いなし。
今回は人気ブランド・SHOEIのヘルメットの中から、タイプ別におすすめヘルメットをピックアップして解説させて頂きます。
- SHOEI(ショウエイ)人気おすすめヘルメット14選!
- ライダーの命を守るマストアイテム・ヘルメット!世界トップシェアのSHOEIがおすすめです!
- SHOEI(ショーエイ)ってどんなメーカー?
- 高い安全性と静粛性でノイズのなさが魅力! SHOEIおすすめヘルメット・フルフェイス編
- 夏場の暑さに嬉しい開放感が魅力的! SHOEIおすすめヘルメット・ジェットヘルメット編
- オフロードやシステムヘルメットも見所多し! SHOEIおすすめヘルメット・オフロード&システムヘルメット編
- ジュニアにはジュニアに適した専用設計品! SHOEIおすすめヘルメット・キッズモデル編
- バイク専門メーカーのSHOEIクオリティはハイレベル!万が一に備え高品質のヘルメットを!
SHOEI(ショーエイ)ってどんなメーカー?
1954年、鎌田栄太郎によって創業された「鎌田ポリエステル」を前身とする「昭栄化工株式会社」が現在のSHOEIブランドの原点です。
同社は1960年よりオートバイ用ヘルメットの製造を始め、1965年には本田技研工業の純正ヘルメットとして正式採用されることに。
元々、鎌田氏がヘルメットの製造に踏み切ったのは、鎌田氏がホンダ社員より外国製ヘルメットの粗雑さ・悪評を聞き及んでの決断だったという逸話があり、諸外国製品の悪い点を全て見直したことが功を奏したと言えます。
その後は1968年に茨城工場・アメリカ工場を次々と建設し、生産量と流通網を大きく拡げる方向に事業を展開。
1980年代以降は名実ともに世界ナンバー1の生産・販売量を誇るトップブランドにまで成長し、4輪レース用のヘルメットなども手がけアイルトン・セナ、ジャン・アレジ、鈴木亜久里といった一流選手たちにも愛用されていました。
現在では2輪専門のラインナップが残るのみですが、その品質は非常に高いことで知られており、現在でもMotoGPを闘う選手たちに根強い人気があります。
1992年には経営悪化によって会社更生法の適用申請を行った時期がありましたが、三菱商事の支援によって経営再生を果たし、1998年8月に現在の社名である「株式会社SHOEI」へと生まれ変わりました。
高い安全性と静粛性でノイズのなさが魅力! SHOEIおすすめヘルメット・フルフェイス編
突然の雨や冬の強烈な寒さ、突風などのアクシデントに対する万全の備えを求められる「フルフェイスヘルメット」。
数あるヘルメットの種類の中でも花形的存在であり、非常に高い安全性がウリとなっております。
事故時にライダーの命を守る最後の砦としてSHOEI製ヘルメットは評判が高く、今日現在も世界最高レベルのクオリティを持った製品として世界各国で親しまれ続けています。
50ccの原付バイクから、大型のスーパースポーツまでバイクのジャンルを問わず使える普遍性もあり、どんなバイクにも合わせやすいもっともポピュラーなヘルメットとも言えます。
まずはSHOEIが誇るフルフェイスヘルメットの中から、現在新品として購入できるおすすめモデル4種をピックアップしてご紹介させて頂きたいと思います。
SHOEI おすすめフルフェイスその1・QWEST(クエスト)シリーズ
SHOEIが得意とする自社風洞実験での検証データを基に、徹底した静粛性と安全性を保ちながら、実売価格2万円台という驚異的な安さを実現して見せたのが「SHOEI QWESTシリーズ」。
最新のシールドシステム「Q.R.S.A.システム 」を採用し、高い密閉性とスプリング内臓による風切り音のカット、クリアかつワイドな広い視界で絶大な支持を得ている一番人気モデルです。
このQWESTシリーズは非常にリーズナブルなフルフェイスですが、特にご注目頂きたい点はシールドコンディションの維持力。
一般的に、フルフェイスヘルメットはその気密性の高さにより、吐息に含まれる水分などでシールド内部が曇りやすい傾向にあります。そんなフルフェイスヘルメットの弱点を、QWESTシリーズは見事にクリア。
様々な条件化で実験を行うSHOEIクオリティを実現したこのQWESTシリーズは、防曇性能に関しては必要十分以上の高性能ぶりで、あなたのバイクライフを快適に保つスポーツギアとしておすすめです。
脱着・フィット感に大きな影響を及ぼすかぶり口も広く取られており、インナー素材も肌触りがよいものを採用し、夏場の使用にも耐えられるだけの快適性が備わっている逸品です。
SHOEI おすすめフルフェイスその2・GT-Air(ジーティー・エアー)シリーズ
「新世代のツーリングフルフェイス」を合言葉に、SHOEIのアイデンティティである高い安全性と確かな機能性を追求したのが、「SHOEI GT-Airシリーズ」。
長距離を走るライダー向けに、帽体を最小限に留めたコンパクトな作り、ポリカーボネート製の「QSV-1」を開閉式サンバイザーに採用し、逆光や急な光の乱反射にも強い適応力の高さがウリとなっております。
フルフェイスヘルメットの視界の狭さを克服するため、シェル形状と構造を見直すことで広大なライドビューを実現しました。
このGT-Airの見所は「チンカーテン」と命名された顎部をカバーするフィットシステムで、ピタリと隙間なく頭部にフィットするその作りは、静粛性と一体感を大きく高める役割を果たしております。
風の巻き込みが極限まで抑えられた作りでありながら、カットラインがサイドから後頭部側へ流れるようにデザインされており、スポイラーとしての機能性・機能美を演出している点も大きなセールスポイント。
SHOEI自慢の造形技術により、ペインティングラインなどもメンテナンスを妨げないよう最大限の配慮が払われており、クリーニングなどの際にも手間要らずでリペアが可能となっております。
実売価格は4万円台前半とかなり高めですが、通気性・重さといったライダーの疲労に直結するネガ要素も限界ギリギリまで抑えられ、プレミアムヘルメットと呼ぶに相応しいハイクオリティのフお値打ち品です。
SHOEI おすすめフルフェイスその3・X-Fourteen(エックス・フォーティーン)シリーズ
数々のGPレーサー達に愛用されてきたSHOEIの威信を賭け、世界最高峰の大舞台でも通用するレーシングフルフェイスとして送り出されたのが「SHOEI X-Fourteenシリーズ」です。
レーシングポジションを研究し、スポーツライドに貢献するための緻密な計算が盛り込まれたX-Fourteenは、空力性能を極限まで追求したスタビライザー・スポイラーを装着し、極めて完成度の高いレーシングヘルメット。
スポーツマシン特有の前傾の強さによる視界の悪さ、安全性の担保のための窮屈さを解消するため、分割・脱着可能な内装パッドと被り角度アジャスト機能を盛り込んだオンリーワンのプレミアムモデルです。
非常に高性能なX-Fourteenシリーズですが、過去にSHOEI製フルフェイスを愛用した名レーサー達のものを再現したグラフィックパターンを再現したレプリカモデルが多数リリースされています。
紹介画像はエディ・ローソンモデルですが、他にもウェイン・レイニーモデルなど、レプリカモデルだけでも13種類が販売されており、オーナーの所有欲を存分に満たしてくれること間違いなし。
メーカー希望価格で6万円台から、実売価格でも5万円台前半からとかなり高価なモデルですが、レースファンにとってはたまらない魅力を持ったアイテムとして注目を集めています。
中古の原付スクーターが一台買えてしまうお値段というのはちょっと勇気が要りますが、それだけにステータス感はまさに世界最高レベルで、持っていて自慢できるコレクターズアイテムと言えます。
SHOEI おすすめフルフェイスその4・ Z-7(ゼット・セブン)シリーズ
「軽量かつコンパクトフォルム」というコンセプトの下、80年代からSHOEIヘルメットの中枢を担ってきたZシリーズの流れを汲むのが、今日も販売を続けている新世代Zシリーズの「SHOEI Z-7シリーズ」です。
統一感のあるエアロフォルムはそのままに、Zシリーズの基本コンセプトであるコンパクトさを専用シェルで実現。さらに従来のZシリーズからの改良として全パーツを徹底的に軽量化し、高剛性との両立化に見事成功しました。
実売価格3万円台と、高価なSHOEIフルフェイスとしては控えめな価格帯のシリーズですが、SHOEI自慢のエアロダイナミクスは健在で、風の抵抗による頭部の疲労度が少ないことで多くのストリートレーサーに高く評価されています。
このZ-7シリーズ特有の装備として、走行時のノイズをカットするためのイヤーパッドが内装に加わっており、ヘルメット装着時の静粛性はSHOEI製品の中でも随一。
また、Z-7シリーズは現在のSHOEIヘルメットの中でも非常に多くの種類が用意されたモデルでもあり、上位グレードの「Z-7 FLAGGER(Z-7フラッガー)」などを合わせた全28種類は、現行販売モデル随一の種類を誇ります。
シールド前面下部に設けられた「シールドロック機構」により、超高速域でも密閉性がキープされるため、レーシングヘルメット入門用としてもおすすめです。
夏場の暑さに嬉しい開放感が魅力的! SHOEIおすすめヘルメット・ジェットヘルメット編
外の空気にさらされるだけで汗が出てくる夏場の暑さは、多くのライダーにとって悩みの種ですね。
そんな夏場のライディングには、フロント部の開閉自在な「ジェットヘルメット」が開放的でおすすめ。
チン(顎部)の保護がない分フルフェイスヘルメットよりも強度の面では劣りますが、レースシーンで培われた技術力の高さで十分な安全性を保ったSHOEI製ジェットは信頼性抜群です。
その一方で下部の開放による通気性、視界調整の利く自由度の高さで女性にも被りやすく、脱着の機会が多いビジネス利用の方に最適なタイプのヘルメットと言えます。
フルフェイスヘルメットに続き、2017年現在販売されているSHOEI製ジェットヘルメットより、特にユーザー満足度・人気の高い4モデルをピックアップしてみました。
彼女のタンデム用や、お子様・ご家族用として検討中の方は一見の価値ありです!
SHOEI おすすめジェットヘルメットその1・J-Cruise(ジェイ・クルーズ)シリーズ
SHOEI長年のライバルであるArai製品や、リーズナブルな価格で人気のワイズギア製ジェットヘルメットを抑え、現在ジェットヘルメットの1番人気の座を死守し続けているのが「SHOEI J-Cruiseシリーズ」。
シールド内で瞬時に開閉可能なスモーク仕様のインナーバイザーを採用し、強い日差しやトンネルなどの急な視界の変化にも適応できる点が支持されています。
ミラーシールドなどとは異なり、クリアな視界の妨げとならないよう任意で切り替えられる「QSV-1サンバイザー」は、眼鏡をかけたままでも使えるSHOEI開発陣のアイデアが光るモデルと言えます。
さらに内装は脱着自在の吸湿性に優れた速乾素材「HYGRA ®」を採用し、真夏のロングツーリングでも休憩中に天日干しで不快感なく再装着できる点は実用度高し。
長時間のロングライドに備え、安全性も水準以上の十分な剛性を確保しており、豊富なグラフィックパターンの中から選ぶ楽しみもある満足度の高いモデルです。
現代のツーリングに必須のハンズフリー・インカムなどを取り付けやすい作りもよく、ベテランライダー達からの評価が高いことにも納得の充実モデルと言えます。
SHOEI おすすめジェットヘルメットその2・ J・O(ジェイ・オー)シリーズ
「ヤマハ SR」や「カワサキ エストレア」などに代表されるレトロテイストを前面に押し出したマシンや、ビンテージバイクオーナーから絶大な支持を得ている人気モデルがこの「SHOEI J・Oシリーズ」。
コンパクトでシンプルな作りながら、クラシカルなダックテールにまとめられたフォルムが飽きのこないデザインを演出し、女性からの支持も厚いSHOEIの人気モデルのひとつです。
このJ・Oシリーズのトレードマークとなっているハーフサイズのシールドは、ライダーのトータルファッションを損ねることがないようシンプルな作りで、バブルシールドによく似た雰囲気と一種のレトロさが好評を呼んでいます。
ツーリングのマストアイテムである「レシーバー」や、スマホと接続して使う「ハンズフリー」との相性が非常によいことでも知られており、配達などのビジネスライダーにも人気の高い定番ジェットヘルメットのひとつです。
2017年現在のラインナップはシンプルさが光る単色仕様が全5色に加え、テイスティなカラーリングが魅力的なグラフィック仕様全8種が用意され、プレゼント用としてもおすすめです。
実売価格2万円台からというお求めやすい価格帯なのも好印象で、自分好みのワンポイントを入れて使うのもおしゃれでいい感じですね!
SHOEI おすすめジェットヘルメットその3・ J-FORCE(ジェイ・フォース)シリーズ
SHOEI製ジェットヘルメットのフラッグシップモデル「J-Cruise」とは異なり、エッジの利いたフォルムとデザイン性の高さ、通気性を重視したライトモデルがこちらの「SHOEI J-FORCEシリーズ」。
オープンフェイスヘルメットの魅力である「開放感」を重視し、脱着自在の吸水速乾生地を内装に採用し、軽量化と高い安全性をも備えたスポーツ志向のジェットヘルメットです。
このJ-FORCE最大の特徴は、シャープさが際立ったシェル形状とシルエットにあり、フロントから鋭いラインが後部のエアアウトレットへと流れ、リアスポイラーとしてまとめられているデザイン性の高さにあります。
このフォルムは単にデザインだけには留まらず、高速域での空力効果にも良い影響を及ぼしており、バイクに乗る時間が長ければ長いほど乗り手の疲労感が軽減されていることが体感でき、ツーリング派のライダーから高く評価されています。
そのハイスペックさとデザイン性の高さにより、J-Cruiseより若干高めの価格設定となっておりますが、どちらも実売価格は3万円台後半で販売されているため、単純にデザインの好みで選んでしまうのもアリだと言えるでしょう。
ソリッドカラーのベーシックモデルは、ルミナスホワイトなど全6色が展開されていますが、ソリッドカラーであってもシャープなイメージが強く、オリジナルペインティングの素材としても◎!
SHOEI おすすめジェットヘルメットその4・ FREEDOM(フリーダム)シリーズ
SHOEIという世界的なトップブランド製品ながら、実売価格1万円台というロープライス、飽きのこないシンプルでレトロなデザイン性で人気を集めているのが「SHOEI FREEDOMシリーズ」です。
シールドを装着しないフルオープンタイプのジェットヘルメットで、スリム&コンパクトなシルエットがアメリカンバイクファンに高く評価され、長年安定した人気を維持し続けている定番シリーズと言えます。
非常に軽い点とフルオープンタイプという点が気になるところですが、強度の高いガラス繊維と有機繊維を素材とすることで軽量かつ高剛性を両立しています。
この形状のために静粛性・空力効果は低めですが、Vツインエンジン搭載のハーレーのように、エンジン・排気音を楽しむタイプのマシンには非常に適しており、欠点を補って余りある魅力を持ったお手頃モデルと言えます。
作りがシンプルだけにペイント・デカールなどでのデコレーションもしやすく、市販のステッカーでもドライヤーで柔らかくして伸ばせば見事にフィットするため、おしゃれを演出したい方のサブヘルメットとしてもいい感じです。
その他のSHOEIヘルメットと比べ、オプションパーツがクリアスクリーン1種しかないという点が難点ではありますが、ビンテージバイクオーナーなら1つは持っておきたいおすすめヘルメットのひとつです。
オフロードやシステムヘルメットも見所多し! SHOEIおすすめヘルメット・オフロード&システムヘルメット編
シールドとフロントフェイスをガバッと大きく開閉することができ、ジェットヘルメットの開放感とフルフェイスの安全性を持つことで人気を集めている「システムヘルメット」。
OGKの「KABUTO(カブト)シリーズ」などが人気を集めておりますが、世界トップブランドであるSHOEIも意欲的に開発に取り組んでおり、他社とがっぷり4つの販売競争を展開しております。
また、第一線のレースシーンで支持され続けている高い技術力によって設計されたオフロードモデルは、老若男女を問わず高い信頼性と実績で息の長いセールスを続けています。
こちらでは、SHOEIブランドで販売されているシステムヘルメット&オフロードヘルメットをご紹介させて頂きたいと思います。
SHOEI おすすめオフロード&システムその1・NEOTECH(ネオテック)シリーズ
Araiの「RAPIDEシリーズ」登場を機に、フルフェイスの安全性とジェットの開放感を両立させたハイブリッド型として、多くの支持を集め1ジャンルを確立した「システムヘルメット」。
パーツ単位での分解も容易で、オーナーの好みによってパーツを組み替えられるアレンジ性の高さや、消耗した部分のみを交換することができるメンテナンス性、ヘルメットを被ったまま飲食できてしまうほどの利便性により、今後ますます需要が高まることが予想されています。
世界のトップブランドであるSHOEIも、このシステムヘルメットには非常に高い意欲を見せており、「SHOEI NEOTECHシリーズ」は数あるシステムヘルメットの中でも非常に好調なセールスを記録している人気モデルのひとつです。
インナーに装備された防曇加工済みのサンバイザーは、アメリカ・欧州のサングラス規格に適合するほど高いUVカット率を誇り、ワンタッチで操作が行えるものとなっています。
また、ジョイント部からの雨漏りや風の巻き込みなど、従来のシステムヘルメットのウィークポイントも、SHOEIの誇る高い気密性でクリアされ、フルフェイスヘルメットと遜色ないレベルのものと言えます。
現在の実売価格は4万円台前半から、上位グレードの「NEOTECH IMMINENT(ネオテック イミネント)」が5万円台前半とまだまだ高価ですが、満足度の高さは折り紙付き。
現在では廃版リスト入りしまいましたが、グラフィックパターンを採用したプレミアムモデルの「NEOTECH BOREALIS(ネオテック ボレアリス)」は、今日現在販売当時を上回る6万円台後半で取引されており、今後さらなるプレミア化が予想されています。
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SHOEI おすすめオフロード&システムその2・HORNET ADV(ホーネットADV)シリーズ
何よりもタフさが求められるオフロードでの使用を想定し、空力性能とビジュアル性に加え、非常に多機能なモデルとなった「SHOEI HORNET ADVシリーズ」。
その実力はオフロードだけに留まらず、オンロードでも使用に耐えうる抜群の空力性能でマニアからの評価も高いシリーズとなっております。
オフロードヘルメットの必須装備であるバイザーも専用設計品で、日除け・泥除けとしての基本性能はもちろん、緻密に計算された通気孔によってエアロダイナミクスを実現。
向かい風を自然な形で後方へと送り流し、オフロードヘルメットの弱点であるバイザーによる抵抗を抑えることに成功しています。
このバイザーは「クイックリリーススクリュー」の採用により、工具なしでの脱着が可能となっており、外すことでZ-7シリーズ並みの軽さに早変わり。
グラフィックパターンが特殊な上位グレードの「HORNET ADV NAVIGATE(ホーネットADVナビゲート)」などは実売価格5万円台とかなり高価ですが、ベーシックモデルは4万円を切る実売価格となり、オンオフ兼用ヘルメットとしては今が買い時と言える状況です。
ベンチレーションによる通気性も申し分がなく、他社のフラッグシップオンロードモデルと比べても穴が見当たらず、「世界のSHOEI」の開発力を物語る名門シリーズと呼ぶに相応しい見事な逸品と言えます。
SHOEI おすすめオフロード&システムその3・VFX-Wシリーズ
管理人の個人的な私見ではありますが、2017年現在SHOEIがもっとも力を入れて開発しているような気配があるオフロードモデルが、こちらの「SHOEI VFX-Wシリーズ」です。
メーカー希望価格43,000円と、同社のオフロードフラッグシップである「HORNETシリーズ」比で15,000円も安い価格設定にも関わらず、世界各国のモトクロッサー達から高く評価されている注目のモデルのひとつです。
モトクロス用ヘルメットという性質上、シールドがないオープンモデルではありますが、ゴーグルを装着しても視界が広く取れるよう設計されており、スポーツギアらしいスパルタンさが際立っています。
エンデューロレース以上にタフな走りを要求されるモトクロッサー御用達だけのことはあり、レース後のメンテナンスがしやすいようシンプルな一体型構造で、丸ごと洗ってしまえるほど実用的な作りが目を引きます。
ガラス繊維と有機繊維を幾層も重ねた独特の構造により、極めて高い剛性と軽さを両立している点が大きな特徴で、モトクロスレースではオンリーワンとも言える絶対的な支持率を物語る材料と言えます。
シールドがないことによる塵肺トラブルもしっかり対策されており、メタルメッシュスクリーンとフィルターでケアは万全。しかもノーズカバーはネジを1本外すだけで取り外せるイージーな設計で、交換・メンテナンスが楽々できる点が嬉しいポイントとなっております。
SHOEI おすすめオフロード&システムその4・TR-3
日本のトライアルレース界において、絶対不動のビッグタイトルとして君臨する名門「全日本選手権トライアル」。
代々続くこの大舞台で、実に8割以上もの参加選手に愛用され続けている信頼のモデルシリーズが、こちらの「SHOEI TR-3」に代表されるTRシリーズです。
毎年様々なドラマを生み出す名舞台において、確かな安全性と実用性を保証し続けてきたTRシリーズは、現在のTR-3でシリーズ最高傑作と呼べるだけの見事な完成度を誇るようになりました。
コースと自然を相手に孤独な戦いを強いられるトライアルヘルメットらしく、内装パーツが全て脱着可能となっており、クリーニングがしやすいオーナー目線の設計が光ります。
オプションとして交換用の内装さえ用意しておけば、レースの途中でも時間をかけずにリフレッシュさせることが可能で、各内装パーツはよりフィット感の強い「ハードパット」がオプション設定されています。
この組み合わせにより、自分の好みに適した調整をいとも簡単に行える点は、SHOEIが積み重ねてきたノウハウの賜物と言えるでしょう。
シンプルなデザインのTR-3は、サイドにエアインテークを設けることで換気性能を確保しつつ、聴覚による情報を得られるように設計されており、コンマ1秒単位で切り替わるレースを制するための工夫が随所に盛り込まれています。
TR-3は定価21,000円というロープライスモデルですが、競技用として極めて高い性能を持ち、コストパフォーマンスにおいては数あるSHOEI製品の中でも並ぶものがないほど。
派手なビジュアル性やデザイン性こそありませんが、実用性においてオーナー満足度は極めて高く、オフロード入門用として最適のヘルメットのひとつです。
ジュニアにはジュニアに適した専用設計品! SHOEIおすすめヘルメット・キッズモデル編
小さなお子様がおられるライダーにとって、親子でのタンデムは1つの夢の形と言えるものです。
しかし、タンデムの前に少しお待ちください。
お子様に被らせているヘルメットは、間違いなく装着車の安全を保障してくれる確かな品質のものでしょうか?
非常に遺憾なことですが残念ながらわが国・日本は、モータースポーツの分野においては世界的に見て後進国の部類に入ります。
特に子供用(キッズ用ヘルメット)はその傾向が強く、国内生産品の殆どはJIS規格にすら適合していないことも多く、大事なお子様の安全を保障できるものかどうかは疑わしいものが大半です。
こうした紛い物が多くを占めるキッズ用ヘルメットですが、SHOEIは少数ではありますが成人用ヘルメットと同等のクオリティを保障するキッズ用ヘルメットをリリースしており、親子ライドの強い味方となってくれます。
今回はそんなキッズ用ヘルメットの中から、高品質で高い安全性を持つことで評判の2モデルをご紹介させて頂きたいと思います。
大切なお子様と、かけがえのないタンデムライドを心から楽しむための指針として頂ければ幸いです。
SHOEI おすすめキッズヘルメットその1・X-KIDS(エックス・キッズ)
2017年現在、SHOEIが新品としてリリースしているキッズ用ヘルメットは、全5種類とかなり少ないものとなっておりますが、その中でもっとも高い信頼性と確かな安全性能で高評価なモデルが「SHOEI X-KIDS」です。
成長過程にあるお子様の体は、頭部に強い衝撃が加わることは今後の人生を大きく左右する大事故の可能性に直結してしまいます。
また、頭部を守るために高剛性の頑強さを備えれば良いというものでもなく、首の骨が支えられる重量の範囲でヘルメットを作らなくてはならず、その兼ね合いがキッズ用ヘルメット市場の成長を妨げている一因と言えます。
日本のバイクシーンの安全性を守るSHOEIは、同社製品最高レベルの「X-Elevenシリーズ」と同水準の軽量・高剛性を誇る「AIM+」構造により、お子様の首への負担を限界まで軽減。
ファイバーグラスと3種類の高剛性を持つ有機繊維とを組み合わせることにより、お子様の安全性と成長性を妨げないキッズ専用ヘルメットを実現しました。
同時にベルトイン方式の「CX-1V シールド」と「Q.R.V」をも採用し、高い静粛性とメンテナンス性を両立している点も評価に値する重要ポイントのひとつです。
さらに成長著しいお子様の発育に合わせ、内装類を細やかに調節することが可能な「インナーパッドアジャストシステム」を採用し、お子様の成長に合わせた自在な調節が可能となっております。
代謝の活発な幼年期のお子様でも安心の高吸水性素材を内装に採用し、速乾性・クリーニング性も申し分がなく、そのままでもキッズレースに使用できるほど確かな安全性を持ったナンバー1キッズヘルメットと呼べる製品と言えます。
SHOEI おすすめキッズヘルメットその2・SR-J(エスアール・ジェイ)
ベーシックなフルオープンフェイス形状を採用し、ジュニア向けのXS・XXSサイズで販売を続けているSHOEIのキッズ用定番ヘルメットが「SHOEI SR-J」です。
以前はレッド・イエロー・ホワイトの3色が提供されていたものの、現在ではホワイト1色のみのリリースとなっておりますが、グラスファイバー主体の軽さでお子様の首への負担が少ないことで定評があります。
シンプルな作りながらもJIS規格(MFJ規格)に適合した強度を持つSR-Jは、オプションのC-31シールドを取り付けることで時速160km程度までの向かい風に耐えることも可能で、高速道路を使用しての長距離タンデムにもおすすめ。
メーカー希望販売価格も20,000円(税抜)と非常に求めやすく、強度が不安な諸外国製キッズヘルメットとは比べ物にならない安心感もあり、「SHOEI X-KIDS」同様お子様の成長に合わせて長く使える高品質ぶりが◎。
飾り気がないシンプルな作りなので、お子様の好きなキャラクターペインティングの素材としても人気があり、DIY感覚で親子ペインティングを楽しめる点もGOODです。
バイク専門メーカーのSHOEIクオリティはハイレベル!万が一に備え高品質のヘルメットを!
1992年の経営建て直し計画後、4輪部門などを閉鎖して2輪用ヘルメット専門メーカーへと転進したSHOEI。
三菱商事の介入により、生産効率重視の経済主義メーカーとなることが危ぶまれましたが、従来通りのクオリティはそのままに、高いデザイン性と確かな品質で業界ナンバー1ブランドの地位を見事に守り続けております。
自動車レースよりも事故が生命の危機に繋がるため、基準値以下の強度が許されないバイクにとって、ヘルメットという保護具はライダーの命を守るための最後の砦です。
ファッション性は確かに重要なポイントですが、巷にチープで頼りないヘルメットが氾濫している今だからこそ、確かなものを自分で選べるライダーでありたいものです。
世界最多の製造数を誇り、その品質の高さで知られるSHOEIブランドの製品は、安全性とデザイン性を両立したハイクオリティな品揃えが自慢。
「迷ったときはSHOEI」と言えるほど信頼できるその品質は、あなたのバイクライフを支える非常に心強い味方となってくれること請け合いです。
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